世界一周に出かけたいと考えているけど「どうやって旅の準備をすればいいの?」「旅に出かける前にするべきことは何があるの?」とお悩みではありませんか?
世界一周に出かける前にしなければ行けないのが、大体のルート作りとビザが必要かどうかを調べることです。ビザ発行に時間がかかる場合もあるので、事前準備がとても大切です。
現在、世界には196もの国々があり、一度の世界一周で全ての場所には行けないので、行きたい場所をリストアップするのが旅準備で重要なポイント。行きたい国をどう選ぶかは、自分がどんな世界一周にしたいかというコンセプトやテーマによります。
今回の記事はこんなお悩みをお持ちの方におすすめ!
- 旅準備で何をしたらいいか分からない
- これから旅をする人の旅準備を見てみたい
- 世界一周に出かける前に調べておくことは何があるの?
日本のパスポートは「ビザなしで渡航な国数」が世界2位の最強のパスポートと言われています。
しかし、パスポートがあればどこの国でも入国が簡単に出来ると言うわけでは無く、到着ビザ(Visa on arrival)を取得しなければ行けないなど各国により異なります。(Henley & Partners Holidings Ltd: https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking)
また、出国航空券など第3国へのビザが必要な場合もあります。
今回の記事では、2023年の6月から世界一周の旅に出かける前、旅準備でどんなことを調べたのかをお見せして、お悩みを解決していこうと思います。
世界一周に出かける前にやっておきたいルート作り
今回の旅のテーマは「今まで行きたいと思っていた国と、行ったことがない国に行く」です。このテーマを元にルートを作成しました。
Googleマップのマイマップを活用すると国々の位置関係が分かりやすいので、ルートを決めやすくなります。
私のマイマップはこちら
学生の頃、「旅のテーマをしっかり決めて帰国後に役立てなければ」という焦りがありました。しかし、今では「旅に行きたいと思ったから旅をしているんだ」そんな気持ちで良いのではないかと思います。非日常を味わいたいから旅に出たいと思うのではないでしょうか。
旅してきたことを卒業論文にしたいとか、旅をして見つけたことで将来の職業を決めるんだとか、旅に出る前に悩むこともありました。
でも今は旅をしている自分が好きで、やりたいことを後からするのではなく、今できるようにするために日々を生きています。
週末に隣の県へ旅行してみる、一人旅をしてみる、気になっているけれど行ったことのないお店へ行くなど旅へのハードルを低くして、さまざまな世界を見つけてみるのはどうでしょうか?
ミサトリップでは、旅に行くために出てくる疑問や心配事を一緒に解決していきたいと思っております。ぜひコメントで皆さんのお悩みや、体験談を教えてくださいね!
ウズベキスタンのタシケント市と名古屋市はパートナー都市連携
今までずっと行ってみたいなと思っていたのは、ウズベキスタンとエジプトです。
何年か前にイッテQで、ウズベキスタンの様子を見てからすごく気になっていました。放送後、名古屋で「ウズベキスタン・ウィーク・イン・ジャパン」というイベントがあったので参加してみました。素敵な演奏と歌や踊りを見てさらに興味が湧きました!
名古屋市はタシケント市(ウズベキスタン共和国)と姉妹友好都市とは別にパートナー都市連携を結んでいるそうです。(https://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000116542.html)
その時の写真がこちら。(2018年の出来事です)
踊り子さんたちの髪が地毛なのかどうかが気になったのと(笑)、ウズベキスタンの人は踊るのが好きなのか席から離れて後ろで一緒に踊る人がいっぱいいるのが印象的でした。
初めてイスラム文化を感じた日でした。
愛・地球博の思い出「エジプト」
エジプトへ行きたいと思い始めたのは最近ですが、エジプトを初めて知ったのは私が小学生低学年の頃です。愛・地球博(万博)のエジプト館でオリエンタルな香りの香水をつけてもらい、異国の香りに初めて触れた経験でした。
小さい頃の記憶で確かではないので、調べてみると「チュニジア館」で香水が販売されていたようです。なので、もしかしたらチュニジアかも知れない(笑)(https://misatrip.com/wp-admin/post.php?post=1721&action=edit)
でも小さい頃から憧れていたのと、エジプトでも香水は有名なので、エジプトに行って素敵な香水を見つけたいと思いエジプト行きを決めました。
念願の「エジプトで香水を買う」ことができて、大満足!
世界中に散りばめられた「旅のエッセンス」をかき集めたセレクトショップ では、
購入していただいた方に贈るセンキューカードにこの香りをつけて発送しています。
「ニファティティ」という香りで、世界一美しいとされた美女ニファティティからきています。
旅に出る前に知っておきたい各国のビザ情報
行こうと考えていたのが以下の11カ国です。カザフスタンのアルマトイになぜ行こうかと思ったかはこちらの記事をご覧ください。
- カザフスタン アルマトイ
- キルギス ビシュケク
- ウズベキスタン タシケント、サマルカンド
- ジョージア トリビシ
- キプロス
- ヨルダン アンマン、ペトラ遺跡
- エジプト カイロ
- チュニジア シット・アルシェオロジック・ド・カルタージュ
- エストニア
- ラトビア
- リトアニア
各国のビザ情報と一年中の気候(持っていく服を決めるため)、通貨をまとめました。
カザフスタン
日本国民のカザフスタン入国は「30日のビザ免除措置」が取られています。なので、ビザを取得しなくて良いです。
カザフスタンの気候は、平均気温が夏で23℃、冬がマイナス6℃です。旧首都のアルマトイは標高750m~900mの高地にあるため、夏でも比較的涼しく過ごせそうです。朝晩は冷え込み、乾燥しているそうです。
標高2,000m以上あるメキシコシティに1ヶ月住んでいた時と似ているのかなと思いました。朝晩はダウンを着るくらい寒いのに日中は過ごしやすい温度でした。また、ものすごく乾燥していたのでのど飴をいつも食べて、部屋の湿度を上げるよう気をつけていました。
- 通貨:テンゲ
最新情報はこちらでチェック
在日カザフスタン共和国日本国大使館:13 日本国民のカザフスタン入国について:https://www.kz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/visa-tourism.html
キルギス
キルギスに60日以内の滞在期間であれば査証(ビザ)は不要です。60日を超える場合は、駐日キルギス共和国大使館等でビザの申請が必要です。
2022年5月1日からキルギス入国時のPCR検査陰性証明書又はワクチン接種証明書提示の要求をより止めることを発表しました。(https://www.kg.emb-japan.go.jp/files/100339939.pdf)
また、「風俗、習慣、健康等」によると歯磨き程度であれば水道水を使用しても問題はないようですが、飲用には市販のミネラルウォーターが良いようです。外務省のホームページにはこんな情報も載っているのですね!
国土の9割が標高1,500mで、首都ビシュケクのベストシーズンは5月から8月だそうです。平均気温が夏で25~35℃で、冬は5℃から-15℃ほどになるそうです。
- 通貨:キルギス・ソム
最新情報はこちらでチェック
外務省 海外安全ホームページ:キルギス 安全対策基礎データ:
ウズベキスタン
30日以内の滞在の場合は、査証は不要です。
英語はほとんど通じないと外務省のホームページに記載がありますが、実際はどうなんでしょうか?そんなことも現地に行って調べてみたいと思います。
夏は大体30℃で、冬の平均最低気温は-2℃です。
ウズベキスタンに72時間以上滞在する外国人は、滞在登録を行うことが必要です。ホテルに宿泊する場合、ホテル側が滞在登録の手続きを代行することとなります。チェックイン時に必ず滞在登録を依頼し、チェックアウト時に登録の証明としてホテル名や滞在日が記された「紙片」を受け取ってください。
外務省 海外安全ホームページ:滞在時の留意事項
- 通貨:スム
最新情報はこちらでチェック
外務省 海外安全ホームページ:ウズベキスタン 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_183.html
ジョージア
2015年6月5日以降、ジョージアに入国する日本人は1年以内の滞在であれば、査証の取得が免除されています。
7月の平均最高気温は30℃、冬の最低気温は-2℃です。日本より夏は涼しく、冬は寒そうですね。
キプロス
3ヶ月以内の観光や商用との短期滞在の場合には、査証を取得する必要がありません。
地中海性気候で最高気温25~32℃、最低気温10~18℃程度と温暖な気候のようです。
- 通貨:ユーロ
最新情報はこちらでチェック
外務省 海外安全ホームページ:キプロス 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_193.html
ヨルダン
入国時に空港または国境で30日の滞在許可を取得する必要があるようです。日本人はビザ無しで費用もかからないようですが、事前にVijit Jordanのアプリを登録しておく必要があるそうです。
ヨルダン入国時のPCR検査は撤廃されました。(https://www.jordan.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00721.html)
夏の最高気温は27℃を超え、最も暑い7月の平均最高気温は31℃だそうです。最も寒い1月の平均最低気温は4℃です。
- 通貨:ヨルダン・ディナール
最新情報はこちらでチェック
外務省 海外安全ホームページ:ヨルダン 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_054.html
エジプト
日本とエジプトの間にはビザ免除の取り決めがないため、ビザの取得が必要です。事前に在日エジプト大使館で取得するか、カイロ空港等到着時に取得する必要があります。
- 1ヶ月 25アメリカドル
エジプトは、日差しが強くなるべく肌を出さないようにするのが良いそうです。5月から10月までの暑い夏だそうなので、熱中症と気をつけたいところです。
- 通貨:エジプト・ポンド
最新情報はこちらでチェック
在エジプト日本国大使館:エジプト安全情報:https://www.eg.emb-japan.go.jp/j/egypt_info/anzen/2_6.htm
エジプトのビザについて、詳しくまとめた記事を書く予定です。
エジプトは「ぼったくりあう」とよく聞いていたのと、知人があっていたので不安でしたが、
行ってみて心配になるようなことがないくらい楽しく過ごせました。
エジプトの魅力をたくさんお伝えしたいので、もうしばらくお待ちください!
チュニジア
観光、商用、知人訪問等を目的とする3ヶ月以内の滞在予定者はビザを取得する必要がありません。入国時に旅券(パスポート)の残存期間が6ヶ月以上ある必要があります。
温暖な地中海性気候で、6月から9月中旬の夏は40~50℃になることもあるそうです。なので、9月終わりくらいにチュニジアへ行きたいところです。チュニジアのベストシーズンは、10月11月、2月3月だそうで冬もいいみたいなんですね。
- 通貨:チュニジア・ディナール
最新情報はこちらでチェック
外務省 海外安全ホームページ:チュニジア 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_113.html
エストニア
エストニアはシェンゲン協定加盟国なので、ビザ無しの滞在可能期間は「あらゆる180日の期間内で最大90日間」です。
シェンゲン協定について詳しくはこちらの記事をご確認ください。
春と秋は短く、夏が長いそうです。最も暑い7月の平均最高気温は21℃と涼しく、最も寒い2月の平均最低気温は-7℃です。
ルート的にバルト三国へ行くのが冬になりそうなので、防寒対策も荷物準備する必要がありそうです。
ラトビア
日本とラトビアの間には査証免除取極が締結されているため、90日以内の短期滞在の場合には査証(ビザ)の取得が不要です。また、シェンゲン協定加盟国です。
カムチャッカ半島とほぼ同緯度に位置するようですが、緯度の割に比較的温暖なようです。7月の平均気温はなんと17℃!暑い時には30℃を超えるそうですが、過ごしやすそうです。最も寒い1月の平均最低気温は-5℃だそうです。
リトアニア
日本とリトアニアの間には査証免除取極が締結されているため、3ヶ月以内の短期滞在の場合には査証(ビザ)の取得が不要です。また、シェンゲン協定加盟国です。
最も暑い7月の平均最低気温は23℃、最も寒い1月は-6℃です。
まとめ
各国のビザ情報を調べてみると、最強のパスポートのおかげで査証免除取極が締結されている国が多く、観光目的ならばビザ無しで滞在できる国が多いことが分かりました。
また、シェンゲン協定加盟国へ行く時は、「あらゆる180日の期間内で最大90日間」を守るために滞在日数を自分で数えておく必要があります。
ヨルダンの入国が厳しいという情報があったり、エジプトでは到着時にビザを取得する必要があったりなど、最強の日本のパスポートでもたまに対応できないことがあるので、旅準備期間中に事前に調べておくことが大切ですね。
このブログでは、世界26カ国を女ひとりで旅してきたMisatoが、海外旅行に役立つ情報を発信していきます。ぜひこれからもチェックして旅行の際に役立ててくださいね。
コメント