【一人旅】ヨーロッパ周遊3ヶ月モデルコースまとめ【バス旅で節約】

ヨーロッパを周遊しようと考えているけど「ヨーロッパを周遊するのに陸路で行きたい」「ツアーを使わなくても個人で行けるの？」「学生だから安く行きたい」とお悩みではありませんか？

今回の記事は、2019年4月3日から6月30日の約3ヶ月を、バックパッカーでひとり旅したMisatoの旅ルートの全貌を解説します。イギリス編はこちらをチェックしてくださいね。

大学3年生の時に1年間、休学をして旅に出ました。学生でお金が無いため、低予算で3ヶ月旅を続けるために主にバスで移動。ヨーロッパは陸続きで電車よりもバスで移動する方が安く行くことができました。また、電車やバス、LCCで移動するのに役立つ旅情報もまとめました。事前に知っていると旅がスムーズに行きますので、ぜひ合わせてチェックしてくださいね。

日本→韓国（ソウル：仁川国際空港）→イギリス（ロンドン：ヒースロー空港）→スペイン→モロッコ→フランス→ドイツ→チェコ→オーストリア⇄スロバキア→ハンガリー→クロアチア(１回目)→ヴォスニアヘルツェゴビナ→クロアチア(２回目)→モンテネグロ→セルビア→ブルガリア→ギリシャ→マルタ→トルコ→日本　計17カ国 30都市

この記事ではさらに詳しくルートを解説していきます。これから世界一周に出かけようと思う方や学生の卒業旅行の旅行計画に役立てればと思います！

ヨーロッパ周遊3ヶ月モデルコース・左回り

旅をスタートしたのが、2019年の4月春です。最初はイギリスに行き、左回りで旅を進めました。何月何日にあるこのイベント・お祭りに行きたい！というのが無かったので、自分が行きたい国をピックアップし、点と点を結んでルートを決めました。

日本出国するまでに全部のルートを決めたのではなく、旅をしながらルートは組み直しました。なので、前日にホステルを予約するなどギリギリでやっていました。

4月はイギリス、スペイン、モロッコの3カ国9都市を旅しました。イギリス国内の観光はこれまでの記事でもご紹介していますので、そちらをぜひチェックしてくださいね。

スペインは、マドリード(Madrid)と世界遺産のトレド(Toledo)、友達がいるセビージャ(Sevilla)へと行きました。セビージャからマドリードへと戻りましたが、セビージャからLCCのライアンエアーが飛んでいます。１時間25分で行くことができるので、スペインからモロッコへ行きたい方はそのまま南下する事をお勧めします。2023/03/24に調べてみたところ片道5,840円だったので、とても安く行くことができます。（Trip.comを使用）

この期間、飛行機を使ったのは2回だけです。

• ロンドン（イギリス）からマドリード（スペイン）
• マドリード（スペイン）からマラケシュ（モロッコ）

イギリスとモロッコ国内はバスで移動し、スペイン国内はレンフェ(Renfe)と言われる新幹線のような鉄道で移動しました。スペイン国内もバスで移動できますが、スペイン政府が100％出資の鉄道、レンフェに乗ってみました。

マドリードからセビージャまでは約2時間30分です。予約はネットからしたので、早めに駅に着いて発券をしました。購入時に入力したメールアドレスに届くPDFファイルを印刷すればいいのですが、海外で印刷の仕方がわからなかったので機械を使いました。

海外で印刷する方法

海外のコンビニはコピー機が無いので、どうやって印刷したらいいのか困ることがあると思います。セビージャで友達に会うまで印刷の仕方がわかりませんでしたが、やり方を覚えたらもう簡単です。ここでは詳しく説明はしませんが、流れがわかれば応用できると思います！

海外で印刷したいときは、方法は２つあります。

1. ホステルまたはホテルでお願いをする
2. 印刷屋さんを見つける

ホステルやホテルのフロントスタッフに言うと、無料でしてくれるか数十円ほど払えばコピー機があるのでやってくれます。

もう一つの方法が、「町にある印刷屋さんへ行って印刷をする」です。

どちらの方法も、「指定されたメールアドレスに印刷したいもののPDFファイルなどを添付して送る」だけです。簡単ですのでぜひ覚えておいてください。

5月は8カ国10都市を旅した！

5月は8カ国10都市に行きました。すべてバス移動です。スロバキアの首都ブラチスラバやクロアチアの世界遺産プリトヴィッチェ郡国立公園など日帰りの旅もしました。バスで１,２時間で行けました。

行けそうな国にはたくさん行ってみた！と思っていたので、それぞれの国での滞在日数は少ないですがたくさんの国・都市へ行くことができました。5月のバス移動で1番時間がかかったのは、フランス・パリからドイツ・ミュンヘンまでの12時間45分です。

Eurolinesというバス会社を利用しました。このときは€17.90で行けました。3,000円くらいで隣の国へ行けてしまうのですごく安いです。（隣町では無いですよ！国ですよ！）

ですが、パリのバスターミナル近くのメトロの駅がすごく治安が悪い！と感じて怖かったので、1人で利用するのにはおすすめできないなと思いました。もし利用するのであれば、なるべく早めの明るい時間にバスターミナルへ着く方が安心です。

バスの中で一泊できるのでホステル代が一日浮くので、深夜便は節約したい方に人気です。国境を越えるため、変な時間に起こされる場合がありますのでご注意ください。

クロアチアを縦断するのにバス旅が最高

クロアチアはアドリア海に面している国で、バスで縦断するのがおすすめです。綺麗なアドリア海の景色を見ながら旅ができるので最高です。クロアチアの首都ザグレブから南へ南下する場合は、右側の席。南から北上する場合は、左側のお席を取ると窓際のお席から海を眺めることができます。

私はたまたまお席が海側だったので、景色をすごく楽しむことができました。

バスターミナルは屋根がついていて、各バス会社のデスクがあったりします。ヨーロッパのバスターミナルはほとんど同じ感じの雰囲気で、売店があったりトイレがあったりもます。

6月は7カ国10都市へ

6月はバスやフェリー、飛行機を使って7カ国10都市を移動しました。

フェリーはマルタ共和国で乗りました。マルタ共和国は３つの島からなる国で、首都のある島からゴゾ島へ行くのにフェリー（連絡船）を使いました。

ブルガリアのソフィアからギリシャのアテネ、アテネからマルタ共和国。マルタ共和国からトルコのイスタンブールへ行くのに飛行機を使いました。ヨーロッパのLCCで有名なライアンエアーを利用しました。荷物制限など厳しいので利用する際は、何が料金に含まれているのかなどチェックしてくださいね。

東欧へ行くほど物価が安くなっていくし、教会の形もどんどん変わっていくのが面白かったです！また、ベオグラードやブルガリアなどは文字が私の知っているアルファベットではなく、ロシア語（私の想像する）のような形をしているのが新鮮でした。

もうこの辺りの国から本当に文字が読めないし、言葉もわからないし見たことのない教会だし、初めて見るものだらけでワクワクでいっぱいでした。ロシアやイスラムの文化が影響しているのでしょうか？

キリスト教もカトリック、プロテスタント、ロシア正教会など宗派によって教会建築も変わるのが興味深いです。海外に行って有名な観光地行くのも好きですけど、教会やモスク巡りをするのも大好きなんです！

旅行代理店に頼まなくても個人手配で旅は出来る！

私は初めての海外旅行がフランスのパリでした。飛行機とホテル、空港とホテルの送迎付きのプランで、パリ滞在中は自由行動なので添乗員さんもいませんでした。

初めての海外で、1人というのが不安で心配でいっぱいでしたが、行きたいところへの行き方など事前に情報を集めていたいたら、現地で困ることはありませんでした。（初日、ホテルから出るのだけ勇気がいりました）

今の世の中は携帯で知りたいことを検索したら、すぐに知ることができます。英語ができなくても翻訳のアプリを使えば言語にも困りません。トルコ共和国など世界中には英語が公用語ではない国がたくさん。

英語ができるできないで、旅ができるできないには結びつかないと思います。

バスのチケットも事前にインターネットで購入できますし、（もしそこで言語が分からなかったら検索できます）何十年も前に世界一周していたバックパッカーよりも旅がしやすい環境になっています。

環境保全や震災など様々な理由により、「昔は行けたのに今は行けない」は増えています。そんなことになる前に行きたいと思った時になるべく早くに現地に行くのが良いと思います。

もし何か困ったことがあったら、私が助けられる範囲でしたら役に立ちたいですし、逆のこともあるかもしれません。きっと世界中の旅人や現地の方々助けてくれます。

海外だけでなくても、隣の県へ行くだけでもきっとリフレッシュになるでしょう。旅は過酷なものではなくて、楽しいものです。人それぞれの旅への思いがあるかと思いますが、私は旅するワクワクをブログや写真、YouTubeの動画を通して伝えられれば嬉しいなと思っています。

まとめ

ヨーロッパだけでなくアフリカのモロッコ、中東のトルコなどをまわった私のルートはいかがでしたでしょうか？

3ヶ月という期間が決まっていたので足早になってしまいましたが、いろいろな国へ行くことで建物や言語から文化が変化している様子を楽しむことができました！

今回の旅ではバスをたくさん利用しました。長距離バスは、ヨーロッパを陸路で移動するのに安くて人気な移動方法です。こんな行き方もあるんだと知れるだけでも、旅のルート作りのお役に立てるのではないかと思います。もし分からないことなどあれば、Twitter(@nonchm1)や Instgram (@nonchm)からメッセージをくださいね。