【モロッコ】1万円以下で行ける2泊3日のサハラ砂漠ツアー徹底レビュー

モロッコ

モロッコの砂漠でラクダに乗りたいと考えているけど「砂漠に行くだけは、つまらないな」「安く行ける方法はないかな」とお悩みではありませんか?

今回の記事は、「1万円以下で2泊3日のサハラ砂漠ツアー」に参加した時の徹底レビューです。砂漠でラクダに乗るだけでなく、道中にある場所に寄りながら行けるのがポイント。団体ツアーなので、ワイワイ楽しく異文化に触れ合うのが好きな方におすすめしたいツアーです。

Misato
Misato

今回の記事はこんなお悩みをお持ちの方におすすめ!

  • 砂漠に行くだけでなく他の場所にも行ってみたい
  • 色々な人と交流したい
  • なるべく安く行きたい
  • 1人だけど砂漠へ行けないかな?

今回、私が利用したのはGet Your Guideというアプリケーションから2泊3日の砂漠ツアーを予約しました。アプリだけでなく、パソコンからも予約ができるので予約の仕方も一緒にまとめました。

また、砂漠ツアーで持っていくのにおすすめな8つのアイテムも紹介しています。快適なツアーにするために、私がツアーに参加してあって良かったものと、これがあったら良かったなと言うものから選びました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1万以下で行ける2泊3日の砂漠ツアーが最高すぎる

私がこのツアーを利用したのは2019年4月28日ですが、今も同じツアーがありますのでぜひ参考にしてみて下さい!日本人参加者は、数名いました。

今回利用したツアーの名前が「From Marrakesh: 3-Days Merzouga desert trip(マラケシュ発:3日間のメルズーガ砂漠トリップ)」です。メルズーガとは、サハラ砂漠にある小さな町のことを言います。

ツアー内容
  • Day1
    マラケシュ フナ広場に集合
  • 世界遺産アイト・ベン・ハドゥ観光

    入場に3DH

  • Day1
    ホテルで一泊
  • Day2
    ベルベル人の歴史やアートを学ぶ
  • 砂漠に到着、夕日と共にラクダ乗り
  • 砂漠の真ん中で夜ご飯
  • 朝日と共にラクダ乗り
  • Finish
    マラケシュまたはフェズへ帰路に着く

このツアー内容を見ただけで、「砂漠でラクダに乗るだけじゃないの?結構盛りだくさん!」と感じていただけるでしょうか?

マラケシュからメルズーガまで車で1日で着くことは出来るのですが、道中にある世界遺産やモロッコの大自然を堪能できる場所に寄っていきます。すごく盛り沢山で、お得なツアーなんです!

1人で参加している人は私以外にもいて、2泊3日ツアーのみんなと一緒に過ごすので仲良くなれます。

ツアー内容

アプリでツアーの内容をいつでも確認することができます。また、必須の持ち物も書かれていますのでツアーに参加する前に準備しておくのがいいです。

ゲットユアガイドのアプリ

※金額はその日のレートによって変わるのでご注意ください。

1日目:世界遺産のアイト・ベン・ハドゥへ観光できる

10人くらい乗れるバンに乗って、2泊3日のツアーがスタートです!途中でトイレ休憩がありますので、小銭を忘れずに。海外では、トイレに入るのにチップとして小銭を渡します。

渓谷と天然石

綺麗な景色が見えるところで写真を撮る時間(休憩時間)があったりなど、楽しくメルズーガまでドライブです。

アイト・ベン・ハドゥを観光

世界遺産のアイト・ベン・ハドゥ

訪れたのは、ベルベル人の作った世界遺産の「アイト・ベン・ハドゥ(Ksar of Ait-Ben-Haddou)」です。1987年に古代の建築技法を伝える貴重な文化遺産であるとして、「アイト・ベン・ハドゥの集落」は世界遺産に登録されました。

アイト・ベン・ハドゥの全体像
Ksar of Ait-Ben-Haddouの全体像

マラケシュ中心部から車で約3時間半にある「アイト・ベン・ハドゥ」とは、モロッコ中部のアトラス山脈山中、ワルザザートの近郊にある集落遺跡です。カズハと言われる建物を密集させて城壁を作り上げ、村全体が要塞なのです。

この地には数々のカズハが存在し、中でも有力だったハドゥ族が「アイト・ベン・ハドゥ」を作りました。また、数あるカズハの中で特に保存状態が良かったこの「アイト・ベン・ハドゥ」が世界遺産に登録された理由なんだそうです。

Misato
Misato

モロッコの世界遺産を知らなかったので、知れて嬉しかったです。また、ガイドは付かないと書いてあったのですが、簡単に説明をしてくれました。

粘土や日干しレンガで出てきた素朴な家々が密集します。今現在も電気や水道がない昔ながらの生活を続けています。

「アラビアンのロレンス」や「グラディエーター」の映画ロケ地にもなりました。

水路システム「ホタラ」

何千年も前からモロッコに住んでいるベルベル人が作った水路システムを「ホタラ」と言います。アトラス山脈の雪解け水を大切しに、蒸発しないよう地下にトンネルを掘って作った水路です。

水路が崩れていないか、定期的に穴に入りチェックするそうです。

Kasbah Taourirt(カスバー・タアーアート)を眺める

カスバー・タアーアート
Kasbah Taourirt

「Kasbah Taourirt(カスバー・タアーアート)」は、ワルザザードの市街東部にあるカスバです。17世紀に建造され、豪族グラウィ家が所有していたカスバの一つです。UNESCOの支援を受け、部分的に修復され今もコンサートやイベントを行っているそうです。

ここには入らずに外から眺めました。

ホテルに1泊

こちらに泊まりました

1日目は「Kasbah de La Vallée」ホテルに泊まりました。ちょうどマラケシュとメルズーガの中心にあるホテルです。

お部屋

山の中にあるホテルに泊まります。私はたまたま1人で来ていた日本人女性と一緒の部屋になりました。

シングルかセミダブルのベットに簡易ベットです。2階のお部屋にはバルコニーも付いています。

バスルーム

バスルームです。トイレとシャワーが一緒です。私はモロッコにいる間、ずっとホステルに泊まっていたので、モロッコのホテルはこのようなバスルームがスタンダードなのかは分かりません。

このホテルにはヘアドライヤーがないです。フロントで聞いても、置いていないようでしたので、自分で持っていく必要があります。

クスクス
モロッコ料理

夜ご飯は、時間が決まっています。みんなで大きなテーブルを囲んで夜ご飯を食べます。左がクスクスと柔らかく煮込まれたお野菜で、右がカレー味(多分)のお肉です。

向かいの女の子がベジタリアンで、ツアーでは食べるものが決まっているので、そこだけ融通が効かないですね。周りにお店もないので、何か自分で持っていく必要がありそうです。

豆のスープ

大きなお鍋にスープが入っており、ツアーのみんなで分け合って食べました。

2日目:ベルベル人の暮らしを学び、砂漠に到着

2日目は、ベルベル人の織物の歴史やアートを学びました。何を言っているのか理解できませんでしたが、雰囲気を楽しむことができました。カラフルなのに、まとまりがある色使いは素敵ですよね。

ベルベル人の織物
モロッコのカーペット
たくさんの種類のカーペット
ベルベル人のウェディングドレス
ウェディングドレス

ツアーの1人がベルベル人のウェディングドレスを着させてもらっています。シャラシャラ音が鳴って華やかでした。

ついに砂漠に到着!

砂漠と曇天
生憎の天気

ついに砂漠に着いたのですが、風と雨が降っておりました。

「砂漠なのに雨が降るの?!」と驚きました。

そして、天気が悪かったため夕日と共にラクダに乗ることはできませんでした。少し天気が回復したら乗っている人もいたので、もし同じような状況になったら、このテント村にいるベルベル人のスタッフさんに交渉してみてください。

すごく天気が悪いのが伝わるでしょうか

砂漠へ着いたら、今晩寝るテントに案内されます。そして、夜ご飯の時間まで自由に遊ぶことができます。

サラサラの砂で遊びましょう!ぜひ裸足になってみてください。

サラサラで楽しい

砂漠の真ん中でテント泊

サハラ砂漠のテント村
この中で夜ご飯を食べました

砂漠の真ん中で夜ご飯を食べました。モロッコと言えば「タジン鍋」で、茄子とじゃがいも、オリーブオイル、中にお肉が入っています。また、パンと最後にフルーツのデザートも食べました。

タジン鍋

大きなテント村がいくつかあり、そこで1泊します。夜になると、砂漠なので町の明かりが無く真っ暗なため、満点の星空を見ることができます。見たことのない数の星空で、あの景色は一生忘れません。ずっとボートしていたいくらい素敵な時間でした。

1番心配だったトイレ。もちろん水洗式ではありませんが、洋式のおトイレで外には手を洗える洗面もあり快適でした。

「砂漠でトイレ」なんて聞いていたので、そんなことにならずに良かったです。流石に抵抗があります。

お風呂はないので、1日だけ我慢です。

テントの中

念願の砂漠でラクダに乗る

砂漠と朝日
朝日です

3日目の朝にラクダに乗りました。朝日と共にラクダに乗るのかと思いきや、日は完全に登ってしまいました。朝早起きして、ゆっくり朝日を見るのが楽しいかも知れないです。

砂漠とたくさんのラクダ
他のツアーの人たちもいてすごい人数です

ラクダに乗って1時間くらい楽しみます。他のツアーの方たちもいるので大人数です。その人数に合わせてラクダがいるのがびっくりでした。

ラクダの横顔
ラクダの横顔
子供とラクダ

小学生くらいの子も1人で乗っていました。誰かが運転して疲れて遊べない、ということにならないので家族でツアーに参加するのもいいですね。

写真タイムがありました

青い服にオレンジのターバンの人がモロッコ先住民のベルベル人のスタッフさんです。写真を撮ってくれます。

ラクダがたくさんいます

ラクダに乗ったら、バンに乗ってマラケシュへ戻るか空港があるフェズへ行くか選ぶことができます。

帰りはレストランへランチするために止まったり、トイレ休憩があるだけで観光はありませんでした。なので、想像していたよりも帰りはすぐにマラケシュへ戻ることができました。

砂漠へ行くのなら絶対必要な持ち物8つ

砂漠でラクダに乗る
ベルベル人の方が撮ってくれました

スカーフは、砂漠の細かな砂が口に入らないようにするのにとても重要!マラケシュ発なので、マラケシュのスーク(市場)で購入してからこのツアーに参加することをおすすめします。1000円以内で購入することができるので、茶色い景色の中で映えるような色が良いのではないでしょうか?

私はスークでワンピースも購入したので着てラクダに乗りました。モロッコらしくなったので大満足です。

  • スカーフ
  • ジップロック
  • トイレットペーパー
  • ウェットティッシュやクレンジングシート
  • 現金
  • お菓子
  • ハンディライト

ジップロックはカメラや携帯電話を砂漠のサラサラな砂から守るために必要です。大丈夫だろうと思ってカメラを使っていたら、砂が色々なところに入り込み困ったので、皆さんはきちんと対策してから行ってくださいね。

トイレットペーパーは、砂漠に行くだけではなく海外旅行に行くのなら持っていて損はないアイテムなんです。日本と違い、トイレに必ずあるわけではありません。また、ポケットティッシュの文化もなくお店で買えないので、何かを拭くときにも役立ちます。

水・ウェットティッシュやクレンジングシートは、手が洗えない場面で使います。ツアーに出かけると好きなタイミングでお店に寄って「水を買う」ということができないのと、砂漠に近づくにつれて高くなるのでなるべく水は飲み水として使いたい。そんなときにこういったシートが大活躍します。

現金は、アイト・ベン・ハドゥの入場料で使うのと、ランチで寄るレストランで使うなどATMによれないので最低限持っていく必要があります。トイレ休憩で小銭を使ったりなど、使う場面が想像していたよりもたくさんあります。

お菓子は、車での長旅で疲れたときに食べたりできると、気分転換ができていいのでおすすめです。

ハンディライトは、携帯で代用できますが充電を気にする方は一つ持っていくのがおすすめです。夜のサハラ砂漠は一歩先でさえ何も見えないくらい真っ暗になります。トイレに行くために自分のテントから出るので、光は必要になります。

Get Your Guideは日本語に対応している

Get Your Guideは、世界中の観光ツアーなどを予約できるサイトです。アプリやパソコンからでも使えます。また、日本語に対応しています。現地のツアーを予約したいときに大活躍なサイトです。

検索画面で「メルズーガ」と検索すると41件の検索結果が出ました。この中から選ぶポイントとしては、レビューがたくさんあるツアーを選ぶということです。

また、ツアーの中身をよく読んで好きなツアーを選んでくださいね。こちらだとバラの渓谷も巡るそうです。モロッコはダマスクローズという薔薇が有名です。ローズウォーターがお土産で人気ですよ!

モロッコのローズウォーター
マラケシュのスーパーで購入したローズウォーター

ツアーによっては24時間までのキャンセルは無料であったり、一泊だけのものもあります。

クレジットカードは以下が使えます。

お支払い方法

まとめ

今回は、「1万円以下で2泊3日のサハラ砂漠ツアー」に参加した時の徹底レビューをしました。砂漠に行くだけでなく、世界遺産のアイト・ベン・ハドゥに行けたり、ベルベル人の暮らしを学べたりワクワクの連続でした!

どこまでも続く青い空と砂漠。満点の星空が見えるサハラ砂漠で眠りについたり、朝日からパワーをもらったり、ここだけでしかできない体験ができます。

2泊3日を海外の旅行客と一緒に過ごし、初めてのモロッコの文化を体験することでみんなと仲良くなれます。そんな人との出会いも素敵で楽しかったなと感じました。

今回予約で使ったGetYourGuideは、世界中の現地ツアーを予約することができるので、これからもどんどん使っていきたいと思います。おすすめのツアーがありましたら、ぜひ教えてくださいね!

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