この記事では、メキシコの観光地で人気なソチミルコへの行き方、楽しみ方を解説していきます。ソチミルコは、事前に行き方や値段を知っておかないとぼったくられることもあるようなので、この記事を読んで、事前に知識を入れてからぜひ行ってくださいね!
「Xochimilco (ソチミルコ)」はこんな方におすすめ
- SNS映えする写真が撮りたい
- メキシコの陽気な雰囲気を楽しみたい
- 世界遺産が好き
- カラフルな小舟に乗りたい
実は、お昼ぐらいからソチミルコに行ったので観光するやる気がなくなっていました。舟は着いてから面白そうだったらにしようか、とお姉ちゃんと言っていたのですが、いざ行ってみると「面白そう…!」笑
乗ってみると本当に面白く、そしてメキシコの愉快な音楽(マリアチ音楽)に溢れていて楽しかったので「ソチミルコ」行こうか悩まれている方に、ぜひおすすめしたいです。
なんと言っても安いのにこんな楽しめると思っていなかった!
ソチミルコとはどんなところ?
メキシコシティ南部に位置するソチミルコは、アステカ帝国の首都である「チノティティトラン」は、「テスココ湖」という巨大湖の上に浮かぶアステカ民族の湖上都市でした。16世紀にスペイン軍に制圧された後、大規模な干拓が行われ、ヨーロッパのような街が築かれました。
Xochimilco(ソチミルコ)は、ナワトル語で「花畑のあるところ」を意味します。スペイン語では、ソチミルコと発音されますが、ナワトル語ではショチミルコとなるそうです!(言いにくそう)
現在、ソチミルコでは小規模ですが、チナンパの技術を残し花の栽培をしています。水の汚染により、野菜の栽培はしていないそうです。
ソチミルコは運河が多く、これらの運河は湖の一つだったそうです。チナンパと言われる独自の農法が浮かぶ運河網の景観や文化は、1987年に「メキシコシティ歴史地区」とともにユネスコの世界遺産に登録されました。
「メキシコのベネチア」とも呼ばれているそうで、舟が密集しすぎていました(笑)
ソチミルコの楽しみ方
ソチミルコの運河を流れている小舟は、最大20人乗ることができる「Trajinera(トラヒネラ)」といいます。トラヒネラで移動しながら、ビールや食べ物、花冠を売っているボートから買ったりして楽しみます。また、舟へは持ち込みができます。
せっかくソチミルコに来たので、舟でお買い物を楽しむのもいいですよ!
観光地で舟の上だからといって、めちゃくちゃ高い!なんてことは無いので安心してください。舟の料金と言い、結構観光客には優しい場所です(笑)
どうやらトラヒネラ、小舟の名前部分を好きなように変えられるようです。団体で事前に予約しておけば、作ってくれるみたい。〇〇号、みたいに名前の看板をオーダーできるそうです。誕生日会とかに最高ですね。
ミチェラダ
ミチェラダは、クラマトと言われるトマトスープみたいなものにレモン、塩、ソースなどが入ったビールのカクテルです。ビール苦手ですが、これはとても美味しいからおすすめ。このクラマトには、シジミエキスが入っており、トマトスープみたいな味です。美味しすぎて飲みすぎないように注意してくださいね(笑)
また、ミチェラダに何を混ぜるかは場所(地域)によって変わるみたいです!ここでは、レモンジュースの上からクラマト、ビール(モデルナ)を入れて作っていました。
メキシコシティの「ミチェラダ」は、レモンジュース塩をビールで割ったもので、クラマトで割りたい場合は「コンクラマト」と伝えてくださいね!
Con(コン)は、英語でwithという意味です。
ビールの種類も、選べます。お姉ちゃんは、黒いラベルのものを選んでいました。これまたメキシコのビールも美味しい!50ペソ、約350円くらいです。
マリアッチ
マリアッチやマリンバの演奏隊を乗せた舟もあります。波のない運河で、メキシコらしい歌声や演奏は、トラヒネラで過ごすのに最高なパフォーマンスです。
街中でもよく演奏しているのを見かけました。メキシコらしくて懐かしいな。
1曲100ペソ〜でリクエストできるようなので、好きなメキシコの音楽があればオーダーしてみるのも楽しそうです!
La Isla de las Muñecas – 人形島
怖いものが大丈夫な人には、「人形島」もあることをご紹介します。
昔、サンタナと言われる男性が目の前で溺死した少女を弔うために50年かけて人形を集め、木々に吊り下げました。世界7大禁断の地と言われ、呪われているそう。
怖いので、これ以上調べられませんでした🙇♀️
気になる方は、調べてみてくださいね。
本物の人形島は無理だけど、「気になる!」という方には、「レプリカ島」もあるのでそちらの方が行きやすいと思います。人形を模したエリアは、偽物が吊り下がっています。(どちらも無理〜笑)
ウーパールーパー
ソチミルコは、メキシコサンショウウオ(ウーパールーパーの成体?)の生息地で、ウーパールーパーの人形だったりグッズがたくさん売られています!なんと、舟の上でも買えちゃいます。
オオサンショウウオと同じく絶滅危惧種で、一部保護地区になって入れないようです。👍
トラヒネラはいくらで楽しめる?
ソチミルコのトラヒネラは、観光客に優しい!値段が1時間500ペソと政府規定料金で決まっています。以前までは、交渉性だったようですが、今は札を首に下げた観光の人が案内してくれるので、ぼったくられないので安心です。(船乗り場によって値段は前後します)
後払いで、船を漕いでくれた方に100~150ペソのチップを渡しましょう。
舟1艘あたりの値段なので、グループで行く方が1人単価は安くなります。
今回は、私と姉の二人だけの女子旅!だったので、舟の中は私たちと舟を漕いでくれる方の3人だけ(笑) 豪華でした。
私たちは、雨季の時期だったのとお昼過ぎにソチミルコについて雨が心配だったため、1時間にしました。2人だったら、1時間がちょうどいいかも!
コースはなんと7種類
人数が少ない場合は、他のグループに混ぜてもらうのもOKだそうです。直接交渉なので、交渉上手な人はぜひお試しください(笑)
- Atizapán canal (1時間)
- Tlilac lagoon (1.5時間)
- Old Cuemanco canal (2時間);
- Ajolotario (3時間);
- España Club (3時間);
- Island of the Dolls (4時間), and;
- Apatlaco canal (5時間)
舟を降りた後は、市場でお買い物!
なんと、Nuevo Nativitas(ヌエボ・ナティヴィタス)という乗船場には大きな市場もあるんです。ソチミルコのお土産を買うのに可愛い雑貨がいっぱいで迷っちゃいます。
駐車場近くには、コインを入れると入れるトイレもあります。舟に乗る前に行っておくのがいいですよー。
ソチミルコへの行き方
乗船場はいくつもあります!今回私たちが行ったところは、Uberのお兄さんがおすすめしてくれた場所は、Nuevo Nativitas(ヌエボ・ナティヴィタス)。すごく良かった!
行く前に、日本の方が書いたソチミルコの記事を読んで、そこでおすすめされている乗船場へ行こうとしたのですが、Uberのお兄さんが「どこそれ?Nuevo Nativitas(ヌエボ・ナティヴィタス)がいいよ。」と教えてくれました。(結果、良かった)
最初トラヒネラに乗る予定がなく、「大きな市場があるようだからお買い物がしたいね」っていう目的で行ったのです。私たちが行った場所は、市場も大きいし、トラアヒネラもたくさんあり人も良かったでおすすめです。また、駐車場もトイレ(小銭入れると入れる)ありました。
ソチミルコの駅を出てすぐ色んな人が案内してくれますが、確実にぼったくられる乗船場に連れて行かれるそうですので、注意してくださいね!!!!
ソチミルコの舟乗り場 (Embaracadero)
ソチミルコの舟乗り場は、全部で9ヶ所あります。ソチミルコ行政区政府規定料金に基づく船着き場は、
- Belem(ベレン) :Xochimilco駅から一番近いけれども、おすすめしない。
- Caltongo(カルトンゴ)
- Fernando Celada(フェルナンド・セラダ) Googleマップの口コミが2番目に多い!
- Nuevo Nativitas(ヌエボ・ナティヴィタス) Googleマップの口コミが1番目に多い!
- Salitre(サリトレ)
です。
地下鉄とトラムを乗り継いでいく方法
- メトロ現在地(メキシコシティ)
- 乗り換えTasqueña(タスケーニャ)駅
- トラムTasqueña(タスケーニャ)駅
Xochimilco行き 4分毎に出ています。17駅
- 到着Xochimilco(ソチミルコ) 駅
メトロでTasqueña(タスケーニャ)駅まで行きます。青い線です。
メトロのタスケーニャ駅に着いたら、鉄道駅に行きます。窓口でチケットを購入し、TL1鉄道の「Xochimilco行き」に乗ります。
Xochimilco駅に着いたら、徒歩かタクシーで乗船場へ行きます。
- メトロ現在地(メキシコシティ)
- 乗り換えTasqueña(タスケーニャ)駅
- トラムCetram Tasqueña Anden B
Michoacan Oriente/ Sonora Norte 34分毎に出ています。35駅
- 到着Zacapa
徒歩で5分
おすすめの乗船場Nuevo Nativitas(ヌエボ・ナティヴィタス)へ行くのなら、タスケーニャ駅からZacapa駅まで行くと徒歩5分で着きます。
タスケーニャ駅からバスで行く方法
メトロのタスケーニャ駅でて、少し歩くとバスの大きな駅「Central del Sur Taxqueña」があります。
ここから「ソチミルコへ」は行けますが、「ティオティワカン」へは行けないです。
この中には、サブウェイなどご飯屋さんも入っています。(コーラが買いたいって行ってお姉ちゃんがミニ缶を買っていたのを覚えています。割高だそう)
ここからバスに乗ってソチミルコへも行けます。約40分
Uberかツアーに参加
メキシコシティから車で約1時間くらい。私が住んでいたコヨアカンからは、約40分くらいと意外に近いんです。
公共交通機関で行くのに不安な方は、Uber(配車アプリ)を使うか、ツアーに申し込んでいくのがいいと思います。私たちは、家を出るのが遅くなったので行きはUberで行き、帰りはバスと電車で帰りました。
まとめ
お洒落で”カラフル”なメキシコ旅行にしたいなら、ソチミルコはおすすめ!
メキシコシティの中心部から気軽に行けるソチミルコ。メキシコの陽気なラテンミュージックやカラフルな色合い、また世界遺産の風景、家族やカップルでも楽しめる素敵な場所です。
「花畑のあるところ」という意味のソチミルコ。カラフルな舟が並ぶ様子は、メキシコに来たという気持ちにさせます。
ぜひ本記事を参考に、日帰り旅行がおすすめな「ソチミルコ」を観光してみてくださいね!
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