海外旅行やワーキングホリデー、留学でスマホを使うためにSIMカードを買おうと思うけど「SIMカードってどうやって使うの?」「どこで買えばいいの?」「SIMカードを使うのに何が必要?」とお悩みではありませんか?
渡航先でスマホのデータ通信を使うためには、海外SIMカードやe-SIM、ポケットWiFi、海外ローミングといった選択肢があります。
その中でも海外SIMカードは比較的安く、電話番号がついている物も多く便利です。
今回の記事はこんなお悩みをお持ちの方におすすめ!
- 海外SIMカードの使い方を教えて!
- どうやって海外SIMカードを選んだらいいの?
- SIMカードとe-SIMどちらがいいの?
- レンタルWi-Fiよりもお得なの?
2024年9月15日から21日までベトナムに行ってきました。その時に日本で買った海外SIMカードを利用したので、実際の画像と共にやり方など詳しく解説します!
初めてSIMカードを入れ替える!と言う方にも分かりやすいよう、写真付きで詳しく説明していきます。
また、実際に入れ替える前にこの記事をよく読んで手順を理解した上で、海外SIMカードを入れ替えてくださいね!
海外SIMカードって何?
海外SIMカードとは、スマホでデータ通信を利用するときのSIMカードです。
SIMカードには通信事業者の情報も入っており、特定のキャリアの基地局と繋ぎデータ通信や電話を利用することができます。
どのキャリアかは、購入する海外SIMカードによって変わります。ですので、購入するときのポイントにもなります!
海外で携帯を使うのに海外SIMカードだけでなく、レンタルWi-Fiやe-SIM(スマートフォンなどの端末に組み込まれているSIMカードのこと)があります。
レンタルWi-Fiは、機械を持ち運ばないといけないデメリットがあり、e-SIMは接続に失敗するというデメリットがあります。
海外SIMカード、レンタルWi-Fi、e-SIMの3つを利用した結果、海外SIMカードが一番安く簡単に利用することができました。
最近ではe-SIMカードが主流になっていますが、2回利用して2回とも接続に失敗しました。(下手なだけ?!😭)
値段も海外SIMカードに比べると少しだけお高いので、私は海外SIMカードの方が好きです。
海外ローミングなら楽天モバイルがお得!毎月2GBまで使える
2024年8月に姉がシンガポールにひとり旅をしました。2日くらいの滞在だったのと、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」だと毎月2GBまで海外ローミングができるんです。凄くお得なプランです。
もしそれでもギガが足りなくなったら現地でSIMカードを購入するというのも一つの手です。
海外SIMカードはどうやって選ぶの?
海外SIMカードをどうやって選ぶのか、選び方のポイントをご紹介します。
多くの会社が海外SIMカードを販売していますので、自分の条件に合うものを探して購入してくださいね!
海外SIMカードの購入の仕方と選び方
海外SIMカードは、大きく分けて「現地で買う方法」と「日本でネットで買う方法」の2つあります。
現地で買う方法は、現地の空港や街中で利用したいキャリアのカウンターに行って買うという買い方です。
英語が苦手な方は、日本で事前にネットで買う方法がおすすめです!
購入する時の選ぶポイントは5つ
- ギガ数
- 利用できる期間
- 電話番号がついているかどうか
- キャリア
- 何カ国で利用できるか
ヨーロッパを周遊するよというときは、数か国使えるSIMカードを選ぶのがポイントです。
以前、ヨーロッパ周遊したときはThreeという会社のSIMカードを購入してスマホを使っていました。こちらのSIMカードは36か国対応、30日間10GB使えます。対応している国が自分の行く国が含まれているか確認して購入してくださいね。
また、2024年9月にベトナムのフーコック島に一週間行ってきたときに使っていた海外SIMカードはWiseという会社のものです。ベトナムのVietnamobileというキャリアのデータ通信を使用することができました。
30日間で7GB使えるのですが、たったの1.16GBしか使わなかったのでもう少し容量の少ない以下の5GBでも十分だと思います!
町中にWi-Fiがあるお店は多いですが、それでもすぐに調べたいとか、配車アプリでタクシーを使いたいなんていうときには海外SIMカードがあると便利で安心です。
音声通話も使えます。どういう時に音声通話が便利かというと、Grabでタクシーを呼んだ時にドライバーから電話がかかってきた!電話をして目的地まで来たほしい!そんな時に使えます。
Wiseは、べトナムだけでなくヨーロッパ、タイなどの海外SIMカードも販売していますのでぜひチェックしてみてくださいね。
SIMカードの使い方と設定
SIMカードの使い方と設定を解説します。また、海外SIMカードを利用するには、SIMカードを用意するだけでなく携帯側にも準備が必要です。
SIMフリーの携帯をお待ちの方は、「携帯側の事前準備」を飛ばしてお進みください。
携帯側の事前準備
携帯ショップで購入するスマホの多くはSIMロックがかかっています。購入したキャリア以外のSIMカードが使用できない状態になっています。
そのため、海外SIMカードを利用する場合、SIMロックのかかっていない「SIMフリースマホ」を用意する必要があります。
SIMフリースマホを用意する手段は、下記の2通りです。
- 新たにSIMフリースマホを購入する
- 自分が今使っているスマホのSIMロックを解除する
2015年5月以降に販売されたスマホは条件を満たせばSIMロックを解除できます。SIMロックを解除するには手数料が必要になる場合があるので、下記キャリアの公式サイトでご確認ください。
- docomo:SIMロック解除
- Softbank:[契約中の場合]SIMロック解除の手続き方法を教えてください。
- au:SIMロック解除のお手続き
docomoでは、2021年8月27日以降、Softbankでは2021年5月12日以降、auは2021年10月1日以降に販売の機種ではSIMロックの設定がなく、解除は不要です。
海外SIMカードを入れ替えよう
海外SIMカードを入れ替える手順は次の通りです。
- 機内モードにする
- スマホの電源を切る(重要)
- 海外SIMカードを台紙から外す
- SIMピンでSIMカードトレイを引き出す
- SIMカードを入れ替える(元々入っていたSIMカードの保管を忘れずに)
- スマホの電源をオンにする
飛行機マークの「機内モード」に設定しスマホの電源は必ずきりましょう。
SIMカードは、台紙に固定されているので使うサイズに合わせて切り離します。この時、金属部分に触らないよう気をつけてくださいね。
SIMピンまたは、先の細いピンでスマホ本体のSIMカードトレイを引き出します。少し硬いので力を入れすぎないよう注意。
ゼムクリップを変形させたものをいつもパスポートと一緒にしています。
向きを合わせSIMカードを入れ替えます。この時、今まで使っていたSIMカードを無くさないよう保管をお忘れずに。そして、SIMカードトレイを閉じ、スマホの電源をオンにしましょう。
海外でモバイルデータ通信を使ってみる
これでSIMカードの入れ替えは完了したので、後は海外でモバイルデータ通信を使用するためにスマホ側の設定を確認するだけです。以下はiPhoneの方向けの説明です。
- 機内モードを解除し、モバイルデータ通信をオンにする
- 設定を開く
- モバイル通信を開く
- SIM欄にある今回入れ替えたSIMカードをタップする
- データローミングをオンにする
これで海外SIMカードの設定は終わりです!
ちなみに、設定の「モバイル通信」の中の「モバイルデータ通信」には「現在のローミング合計」が表示されますので自分がいくら使ったか確認ができます。
インターネット共有をして友達もデータ通信ができる
海外SIMカードを入れたスマホ側で「インターネット共有」をオンにすれば友達もデータ通信が使えるようになります。相手側の設定は、Wi-FiまたはBluetoothで繋ぐことができるのでとても簡単。
友達と海外旅行に行くとという方は、大容量の海外SIMカードを購入してインターネット共有をしてスマホを使うのも賢い使い方かもしれません!ただ、ペアリングしているスマホの距離が離れすぎると接続が切れてしまうのでそれだけ注意が必要です。
SIMカード入れ替え時の注意点
SIMカード入れ替え時の注意点は以下です。
- 力を入れすぎない、丁寧に扱う
- 金属部分に触れない
- 日本国内で使用しているSIMカードを無くさない
- 静電気を除去する
たまにSIMカードの金属部分に触れ、反応しないということもありますのでご注意ください。一番気を付けたいのは、今まで日本で使っていたSIMカードを無くさないということです!
まとめ
海外SIMカードの選び方や使い方、設定方法を解説しました。SIMカードの入れ替えは簡単にできるので、ぜひ海外SIMカードを活用して海外でも安心してスマホを使ってくださいね。
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