チュニス観光で定番のカルタゴ遺跡に行こうと思っているけれど「どうやって行けばいいの?」「どうやって回ればいいの?」とお悩みではありませんか?
今回の記事では、チュニスの中心部から日帰りでカルタゴ遺跡に行ってきたので、その時の写真を交えながらカルタゴ遺跡観光で知っておきたい情報や魅力をまとめました。
この記事は以下のような人におすすめ!
- チュニジアに旅行に行くよ!
- カルタゴ遺跡に行きたい!
- 世界遺産が大好き
チュニスの中心部からカルタゴ遺跡までは車で約18分の距離にあります。
日帰りで行くこともできますし、もっとじっくり回りたいよという方は1~2日あるとさらに楽しむことが出来ます。
カルタゴ遺跡は、一つではなく点在しているので予め回る順序を立てておくと効率よく回ることが出来ます。
\軽量でキャスターが静か!/
私はゴールドカラーのスーツケースを使っています♪
カルタゴ遺跡への行き方
カルタゴ遺跡への行き方は電車、タクシー、ツアーの3つあります。
※追記:Googleマップでチュニスマリン駅が閉業になっていました。行かれる際は最新情報をチェックしてください。タクシーまたはツアーを利用して行くのが確実です。
電車で行く
チュニスマリン駅から乗りCarthage Hannibal(カルタゴ・ハンニバル)駅で降ります。
そのまま乗っていると青と白の街シディ・ブ・サイドにも行くことができます。
タクシーで行く
タクシーで行くと行きたい場所にドアツードアで行けるので時間の節約になります。
また、カルタゴ遺跡内ではたくさん歩くので体力の節約にもなりおすすめ。
チュニジアではUberのような配車アプリBoltが使われています。
ツアーを利用する
カルタゴ遺跡はあちこちに点在しており、各エリア内も広いため全部を回ろうとするのは難しいです。
そんな時に、大事なポイントを押さえて連れて行ってくれるツアーを利用するのが賢い回り方です。
世界中のツアーを見つけることが出来るサイト「Get Your Guide」では、「チュニス発:カルタゴとシディ・ブ・サイドへの半日ツアー」があります。
ホテル送迎、入場料、ガイドが含まれているので楽に観光することできます。
こちらは日本語の対応をしていないツアーですが、他の海外からの観光客と仲良くなれるというのがツアー利用の醍醐味です。
Get Your Guideは、モロッコのサハラ砂漠に行くときに利用しました!英語分からなかったけど、最高に楽しかった!
カルタゴ遺跡は何があるの?
カルタゴ遺跡はチケット1枚で8か所を見て回ることができます。チケットは12TND(約600円)です。
1枚のチケットを買うだけでよく、このチケットを各施設の入り口で見せてチェックをしてもらいます。
ボールペンの色が青とか赤とか統一がないところも、なんかいいですよね(笑)
スタンプラリーみたいで楽しい!
でも全部見て回れないくらい広いから、ハードなスタンプラリーだと思う(笑)
以下では、チケットの下に書いてある施設を左から順に説明していきます。
①カルタゴ円形劇場「Roman Amphitheatre of Carthage」
Roman Amphitheatre of Carthage(カルタゴ円形劇場)は、ビュルサの丘から西へ車で5,6分の場所にあります。
カルタゴの円形劇場は、1世紀に建てられジュリアス シーザーによって再建されました。収容人数は30,000席と推定されています。
②ローマンヴィッラ地区「Villas Romaines」
ローマンヴィッラ地区「Villas Romaines」は、カルタゴ地域で発掘された住居跡としては最大規模の 1 つです。
美しいモザイクのタイルを見ることが出来ます。
多くの方はアントニヌス浴場やビュルサの丘へ行くのでここは観光客が少ないスポットの一つです。
③ローマ劇場「Roman Theatre of Carthage」
ローマ劇場「Roman Theatre of Carthage」は、ローマンヴィッラ地区「Villas Romaines」の西に位置します。すぐお隣にあるので、併せて観光しましょう!
カルタゴ遺跡観光で外せないスポットです。
と言いつつ私は熱中症でたどり着けませんでした(´;ω;`)
ローマ劇場は、1901年から1956 年にかけてオデオンの丘の南側で発見、発掘されました。
最初の遺跡は約8メートルの土の下から発掘されましたようです。
④パレオクレティアン博物館「Musée Paléochrétien de Carthage」
パレオクレティアン博物館「Musée Paléochrétien de Carthage」は、線路近くにあります。
初期のモザイクが多く保存されている場所です。展示品はあまり多くはないようです。
アクセスと展示品の少なさから多くの方はスキップされるようですが、トイレがあるそうです。(大事)
⑤カルタゴ博物館「Musée de Carthage」
私はカルタゴ博物館「Musée de Carthage」でチケットを購入しました。
ここには、ビュルサの丘とエントランスの外にはセントルイス大聖堂があります。多くの観光客が集まる場所です。
そして、トイレがあります。(大事)
ビュルサの丘
遺跡と地中海、街並みが良く見える丘です。
フェニキア人の住居跡群で基礎部分のみ残っています。遺跡の中を歩き回れるのが楽しかったです。
カルタゴ遺跡は修復、保存があまりされていないように感じましたが、その分自由に見て回れるのが魅力的です。
説明書きがほぼ読めない状態なので、当時の様子は自分の頭の中でイメージするしかないです(笑)
比較的綺麗に保存されている遺跡です。(たぶん)
セントルイス大聖堂
セントルイス大聖堂は、残念ながら数年前から一般公開されていません。外観だけ楽しみましょう。
イスラム教徒が多いチュニジアですが、こんな大きな大聖堂があるのは珍しいです。
⑥トフェ「Tophet de Salambo」
トフェ「Tophet de Salambo」は、カルタゴ遺跡観光の中心から離れています。
子供たちの墓地で、墓石には新生児、おそらく神への犠牲として捧げられた貴族の子が描かれているそうです。(過去に宗教の違いから子供を生贄として捧げたそうです)
⑦アントニヌス浴場「Thermes d’Antonin」
アントニヌス浴場「Thermes d’Antonin」は、カルタゴ遺跡観光で外せない遺跡です。
海沿いに広がっており、他の遺跡と比べると比較的保存状態が良く当時の様子がイメージできます。
カルタゴにもスーパー銭湯のような浴場施設があり、サウナのようなお風呂もあったそうです。
敷地内にはトイレとカフェもあります。
トルコの支援を受けて保全活動が進んでいるそうです。
この柱はきっと天井にあったんだろうな。という感じで何も説明書きがありません(笑)
当時お風呂だった場所を歩き回れます。
ここは中庭かな~脱衣所かな~みたいな感じで想像を膨らませます。(笑)
⑧マゴン地区「Quartier Magon」
マゴン地区「Quartier Magon」は、アントニヌス浴場から南に8分ほど行った場所に位置します。
こちらも海沿いにあり、カルタゴ市役所、郵便局、政府機関、領事館が集まる場所にあります。
入り口はこんな感じ。
カルタゴ遺跡の各入り口にはチュニジアの国旗が掲げられているので遠くからでもわかりやすいです!
こちらは遺跡の基礎部分と小さな展示室が2か所しかないのと説明書きが無いため、時間があった場合に訪れられればいいのかなと感じました。
5分くらいで見て回れるくらいの広さです。(説明書きが無い。入り口の地図は日焼けて読めない)
カルタゴ遺跡の回り方
以上でチケットに書かれている8か所の説明と位置をご紹介してきました。
全部回るには時間も必要ですし、なんといっても体力が必要です。
ということで、ここからは実際に私が行って「ここは外せない!」と思った場所を集め、おすすめルートを考えました。
各施設を歩いて巡ることもできますが、途中でタクシーを使うのが無難です。
暑い時期に行かれる方は熱中症対策を必ずしてくださいね!
大きな施設はトイレがあるので、その都度使いましょう!
ちなみに、チケットを購入するのにクレジットカードは使えません。現金を用意しておきましょう!
スタート地点は、カルタゴ・ハンニバル駅です。
- ローマ劇場「Roman Theatre of Carthage」(行けたらローマンヴィッラ地区「Villas Romaines」)
- カルタゴ博物館「Musée de Carthage」とビュルサの丘、セントルイス大聖堂
- カルタゴ円形劇場「Roman Amphitheatre of Carthage」
- 古代カルタゴ軍港跡
- アントニヌス浴場「Thermes d’Antonin」
4番の古代カルタゴ軍港遺跡はチケットに載っていない場所ですが、このチケットで入ることが出来ます。ここからはビュルサの丘も見ることが出来ます。
古代カルタゴ軍港遺跡は、軍港と商業港とふたつの港だったそうです。
夕方の夕焼けが綺麗なスポットです。もし時間に余裕があるようでしたら行ってみてください!
\海外旅行に行くなら絶対必要/
世界200か国対応なので、国によって変えなくていいのが便利。
まとめ
チュニジアの世界遺産「カルタゴ遺跡」への行き方とおすすめの回り方をご紹介しました。
フェニキア人が建設した古代都市のすごさを感じていただけると思います!ぜひ時間に余裕を持って観光してくださいね!
チュニス中心部から日帰りで観光したいよ!という方は、お隣のシディ・ブ・サイドもあわせて観光されるのがおすすめです。
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