コロンビアやウユニ塩湖のあるボリビア、マチュピチュのあるペルーに行こうと思っているけれど「黄熱病ワクチンはどうしたらいい?」「どこで打てばいいの?」「無料で打てると聞いたけれど本当?」とお悩みではありませんか?
南米のほとんどの国やアフリカでは黄熱の予防接種証明書(イエローカード)が無いと入国できない国があります。南米の一部の国では黄熱病ワクチンを無料で接種できます。

今回の記事はこんなお悩みをお持ちの方におすすめ!
- コロンビアから南アメリカに入国するよ
- 黄熱病ワクチンを打ちたい
- エルドラド空港で無料で打てると聞いたけど実際どうだった?
今回、コロンビアの首都ボゴタにあるエルドラド空港で無料で黄熱病ワクチンを打ってきたので、どうやって打ったのか、どこにあるかなど情報を共有します。自己責任で行ってくださいね。
海外で予防注射を打つのが心配な方や狂犬病ワクチンなど海外へ行くのに打っておくべきワクチンもありますので、お医者さんに相談してくださいね。

黄熱病(Yellow Fever)とは?感染症の一つ

黄熱病(おうねつびょう)は、感染症の一つで、ウイルス感染によって引き起こされる急性の熱帯熱です。主に蚊を通じて人から人へと感染します。
潜伏期は一般的に3~6日です。
- 軽度の場合:突然の高熱、頭痛、筋肉痛、吐き気、倦怠感など。
- 重症の場合:肝臓障害(黄疸:皮膚や眼が黄色くなる)、出血傾向、腎不全、肝不全、重篤な場合は死亡に至ることもあります。
黄熱ワクチンは非常に効果的であり、予防には最も重要な手段だそうです。

黄熱ワクチンを接種したと証明する予防接種証明書、通称イエローカードを所持していないと入国できない国や複数の国を渡航する場合に予防接種証明書の提示を求められる国があります。
冒頭でも説明したように、マチュピチュのあるペルーやウユニ塩湖のあるボリビアもイエローカードが必要な国々です。
外務省の海外安全ホームページでも、各国の渡航情報が確認できます。南米やアフリカへ渡航する前に外務省 海外安全ホームページで確認してください。

ビザや査証だけでなくワクチンを打っているかどうかも入国する前に確認する必要があるんです。
エルドラド空港で無料で打てる場所

今回2025年6月に黄熱ワクチンを打ったのは、コロンビアの首都ボゴタにあるエルドラド空港内です。

場所は、出発階で国際線の保安検査場前で必要なものはパスポートのみです。
営業時間は、朝の7時から16時30分までです。
私は早朝便でワクチンを打ってくれる会場が開くまでベンチで数時間の仮眠をしていました。ワクチン接種前は睡眠をしっかりとる必要があったので、早朝便や夜到着する便の方にはあまりお勧めできません。
また、7時から並び始めようとすると遅いです。6時くらいからきっと並び始める人がいて、6時半過ぎに行ったときには10人ほど並んでいました。
並び始めてからワクチン接種し、イエローカードを手にするまで1時間以上かかりました。

ワクチン接種までの流れは以下です。
列に並ぶ→パスポートが回収される→部屋に入る→名前が呼ばれる→確認事項に同意する(全てNo)→ワクチン接種→少し待ってイエローカードをもらう

確認事項が壁に貼ってあり、Wi-Fiが使えるので翻訳してきちんと理解をしたうえでワクチンを打ってもらいましょう。

英語で書かれた確認事項を翻訳機を使いながら翻訳しました。ところどころ書かれている英語がおかしいこともあって完璧に翻訳出来てはいませんが、以下を参考にしてください。
- 免疫抑制疾患をお持ちですか?→No
- 化学療法や長期にわたるコルチコステロイド治療で使用されるような免疫抑制剤を使用していますか?→No
- 凝固障害がありますか?→No
- 最近数日間、全身状態を損なうような急性発熱性疾患かかりましたか?→No
- 乳製品を摂取した後に過敏症の既往歴がありますか、またはアナフィラキシーショックになったことがありますか?→No
- 過去30日以内に生ワクチンを接種しましたか?→No
- 最近、免疫グロブリン、血漿、輸血などの製品を受け取りましたか?あるいは、過去3か月以内に臓器移植を受けましたか?→No
- 妊婦または妊娠をしていますか?→No
- 授乳中ですか?→No
- 胸腺や脾臓に関連する疾患(胸腺摘出術や脾臓摘出術を含む)はありますか?→No
- 60歳以上ですか?→No

スペイン語で書かれた確認事項を翻訳した方が正しい確認事項が書かれていると思います。

注意点は以下です。
- 外国人のみ無料で接種できる
- 接種10日後から生涯有効だが、10日日間は安心できない
- 海外でワクチンを接種するので体調が悪化した場合、自分で病院に行けますか?
- 時間が決まっているので早朝便に着いた時は待たないといけない。
- 多くの人がワクチンを接種しようと並んでいるので、時間がかかる
- 英語が苦手な人→事前に注意事項を確認しておく
- 妊婦や60歳以上の方は打てない
注意事項・確認事項を考慮してワクチン接種するかどうか決めてくださいね。
もし時間とお金に余裕があるのであれば日本の病院でワクチンを打つのがいいです。
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まとめ
コロンビアの首都ボゴタにあるエルドラド空港で無料で黄熱ワクチンを打ちイエローカードを手にしました。
時間がとてもかかりましたが、コロンビアの後ペルーやボリビア、ブラジルに行くルートだったので無料で打つことができて良かったです。
ですが、英語が苦手な方や外国でワクチンを打つのが心配な方、時間が無い方などは事前に日本で打つのが安心、安全かと思います。参考までに。
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