ウズベキスタンの首都タシケントから古都のサマルカンドまで、鉄道で行く行き方とチケットの購入方法を丁寧に解説します。
サマルカンドへはスペイン製の新幹線「アフロシャブ号」で行くと、たったの2時間で行くことができます。
青の都として知られる古都サマルカンドは、ウズベキスタンへきたら絶対行って欲しい場所です。
中央アジアでの鉄道旅は、外の景色を楽しむことができて良い思い出になること間違いなし!
この記事は以下のような人におすすめ!
- サマルカンドに鉄道で行きたい!
- 鉄道に間違えずに乗りたい、チケットを購入したい。
- サマルカンドまでなるべく安く行きたい。
- 鉄道旅が好き!
タシュケントには鉄道の駅が北駅と南駅とあるので、チケットを購入するときも駅へ向かうときも間違えないように気をつけてくださいね。
最後に私の失敗談?(結果楽しかった)も書いていますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
タシュケントからサマルカンドまで行き方(鉄道がおすすめ)
ウズベキスタンの首都タシュケントから古都のサマルカンドまで行くのに一番おすすめなのは、鉄道で行く方法です。
鉄道だと約2時間で6~25ドルかかります。
バスで行くのなら、約6ドルで5時間以上かかります。
飛行機だと約2時間ほどで着きますが、45~550ドルかかるので鉄道で行くのが一番おすすめです。
もし日帰りでサマルカンドへいきたのであれば、オフィシャルツアーを予約すると効率良く回れるのでおすすめです。
タシュケント北駅から乗る
タシュケント北駅までは、YandexGoという中央アジアで使われている配車アプリ(タクシー)または、地下鉄「タシュケント駅」で降りて行くことができます。
また、タシュケント駅は北駅と南駅と2つあり、北駅から出発するチケットを購入して現地へ行ってくださいね。
チケットの購入方法(オンライン購入が簡単)
チケットの購入方法を写真付きで解説します。
タシュケントからサマルカンドまでアフロシャブ号で行く行き方はとても人気なので、数日前から予約購入しておく必要があります。
サマルカンドまで行く日にちが分かっているのであれば、すぐに購入することをおすすめします。
購入方法
購入方法は3つあります。
- オンラインで購入する
- 現地の窓口で購入する
- 代行して購入する
公式サイトから購入するのが、簡単で早いのでおすすめです。私が今回利用したのもこちらなので、詳しく解説していきます。
①ウズベキスタン鉄道公式サイトへアクセスする
ウズベキスタン鉄道公式サイト(O’zbekiston Temir Yo’llari)へアクセスします。https://eticket.railway.uz/uz/home
出発地(タシュケント:Tashkent)、目的地(サマルカンド:Samarkand)、日付を入力して検索ボタンを押します。
②好きな時間を選ぶ
好きな時間を選びます。このとき「アフロシャブ号」であることを必ず確認してくださいね。
③ログインまたは登録をする
ログインまたは登録をします。私はGoogleでログインしました。
④座席を指定する
好きな座席を指定します。選んだら、「Continue」を押します。
⑤乗客情報を入力する
乗客情報を入力します。名前と生年月日、国籍、ドキュメントタイプは一番下のforeignerを選択し、パスポート番号を右側に入力します。
金額を確認して「Continue」を押します。
⑥内容を確認する
日付、目的地出発地、時刻、乗客情報などの最終確認をします。
右上にタイマーがありますが、無視して焦らず丁寧に進めてください。
⑦カード番号を入力して支払う
最後にクレジットカード番号を入力して支払います。今気が付きましたが、JCBが使えるんですね、驚き。
⑧メールが届いているか確認をする
最後に登録したメールアドレスにきちんとメールが届いているか確認をします。
添付されているファイルがチケットになります。
電子チケットはこのまま印刷しなくても利用することができます。
駅に着いたら、このQRコードを機械にかざして入場します。
鉄道内でチケットの確認があるので、この画面を車掌さんに見せましょう。
後は駅に行って鉄道に乗るだけです!結構簡単だったでしょう?
失敗談?ウズベキスタン人の温かさを真夏に感じた鉄道旅
ここからは私の失敗談?だけどウズベキスタン人の温かさを感じた鉄道旅のお話をします。
サマルカンドへ行くなら青色の電車「アフロシャブ号」に乗って、快適に行けると思っていました。
で、いざ電車が来てみると
青くない…、てか緑色!
そう、スペイン製の高速鉄道「アフロシャブ号」では無いのです!なんてこった。
鉄道のチケットを買うときになんか怪しいなとは思っていたのですが、
「画面だけだと分からないからいいっか!」ってその時は思ったんです。
鉄道にいざ乗り込んでみると、その「勘」はあっていました。
なんとその違和感の答えは「寝台列車」だということ。そして私がオンラインで事前に席を選べるにも関わらず取った席が「二段ベッドの上のベッド」でした。
動けないじゃん〜〜。
ていうか、どうやって上に登るんだよ!笑(分からなくて女の子に聞いたよ笑)
いや〜びっくりしましたね笑
アフロシャブ号にも乗れなければ、寝台列車の二段ベッドかよというオチ。
でも、この鉄道旅これだけでは終わりません。
3時間で着くはずが、遅れに遅れまくって5時間くらいかかりました。
そして一番辛かったのが、40度近い真夏日なのにクーラーのない鉄道だったこと。扇風機もなく10cmくらいしか開かない窓。息苦しくてよく熱中症で倒れなかったなと感心します笑
そんな大変な鉄道旅だったけど(インドの鉄道旅の方が何倍も快適だったな笑)良いことももちろんありました!
寝台ベッドの隣の男性が英語が話せたので、話し相手になってくれて、自分は降りないのにサマルカンドの駅で私の大きなバッグパックを持って降りてくれたこと。(これ本当に助かった)
下のベッドのおばあちゃんが巨大な扇子で仰いでくれたこと。
向かいの、中学生くらいの女の子とお話ができたこと(英語を勉強させたいから話してとおばあちゃんに頼まれた笑)
いろいろハプニングは起きまくったけど、鉄道内ではウズベキスタン人の温かさに救われた鉄道旅となりました!
Rahmat!(ウズベク語で「ありがとう」という意味)
良いことはあったけど、やっぱり「アフロシャブ号」には乗りたかったな笑
なので、皆さんは間違えないようにして快適な旅をしてくださいね!
タシュケント南駅
「アフロシャブ号」に乗りたいのであれば、タシュケント北駅から乗るのですが、もし南駅でチケットを取ったのならどんな駅なのかをご紹介できればと思います。
駅に着いたら、オンラインで購入したチケットのQRコードを機械にかざし、空港のような荷物検査をします。
そして、中に入ると待合室があります。
席は空いているところを見つけたらすぐさま座らないと、座れないくらいあまり余裕はありません。
そして、売店はありますが種類があまりないので、鉄道に乗る前に購入しておくのを強くお勧めします。
この建物の中にトイレはあります。また、柱の近くに充電するスペースがありました。(争奪戦だけどね!)
そして、ウズベク語でのアナウンスで電車が来たことを知り、それがなんの電車かは分かりませんがとりあえず外に出て車掌さんにチケットを見せてあっていれば乗り込みます。
そして鉄道旅の始まりです。
まとめ
ウズベキスタンの首都タシュケントから古都のサマルカンドへ行く行き方とオンラインでチケットを買う購入方法についてまとめました。
人気の路線なので、なるべく早めにチケットを購入しておくのがおすすめです。
青の都とも称されるサマルカンド。ウズベキスタン観光では外せない街です!ぜひ行ってみてくださいね!
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