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【ウズベキスタン】タシケント地下鉄はタシケント観光の定番スポット!見どころや歴史を紹介!

タシケント地下鉄はタシケント観光の定番スポット!見どころや歴史を紹介! 中央アジア

ウズベキスタンの首都タシケント観光の定番スポットの「 タシケント地下鉄 はどこを見ればいいの?」「どうして定番観光スポットなの?」とお悩みではありませんか?

現地で知り合ったウズベキスタン人と一緒に解説してもらいながら タシケント地下鉄 観光をしたので、ぜひ参考にしてくださいね!

Misato
Misato

この記事は以下のような人におすすめ!

  • タシケント地下鉄はどんなところ?日本の地下鉄と何が違うの?
  • タシケント地下鉄の見どころを知りたい!
  • 効率よくタシケント地下鉄を観光したい!

今回の記事では、タシケント地下鉄の歴史や見どころなどを実際に撮ってきた写真と共にご紹介します!中央アジアらしいソ連時代の名残がたっぷり詰まったタシケント地下鉄。日本では見ることのないデザインにも注目です!

各駅のデザインのご紹介と共に地図も載せていますので観光する際に役に立つと嬉しいです!

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄は、ウズベキスタンの首都タシケントにある公共交通機関で、旧ソビエト連邦の一部として1977年に開業しました。ソ連崩壊後も引き続き運営されており、現在も重要な都市交通の手段として機能しています。特徴的な点は、美しいデザインの駅や歴史的な装飾です。

タシケント地下鉄の特徴

タシケント地下鉄
  1. 歴史的背景: 中央アジア初の地下鉄として建設され、ソビエト時代の影響を色濃く受けています。1977年に開業し、当時はソビエト連邦の都市にのみ地下鉄が存在していました。
  2. 駅のデザイン: 駅の内装は非常に美しく、モスクワ地下鉄のように芸術的なモチーフが多用されています。各駅は異なるテーマに基づいて設計され、モザイクや彫刻、シャンデリアなどが多くの駅で見られます。
  3. 運行路線: 現在、3つの主要な路線と環状線があり、合計で約70.4kmの長さがあります。
  • チランザール線(Chilonzor Line (red)) (1号線): 南北に走る路線。1977年開設。17駅。
  • ウズベキスタン線 (Oʻzbekiston Line(blue))(2号線): 東西をつなぐ。1984年開設。11駅。
  • ユヌサバード線(Yunusobod Line (green)) (3号線): 新しい開発地域をカバー。2001年開設。8駅。
  • 環状線(Circle Line(gold)(4号線)):2020年開設。14駅。

タシケント地下鉄は長い間軍事施設として扱われており、駅内での写真撮影が禁止されていましたが、2018年以降、この規制は緩和されました。全ての駅を降りて写真を撮りたいほど豪華で美しいホームが楽しめる地下鉄です。

Misato
Misato

たくさんホームの写真を撮ってきました!各ホームの見所も交えご紹介します!

チランザール線(Chilonzor Line (red)) 

チランザール線(Chilonzor Line (red))は、1968年に建設が始まり1977年に開設した一番古い路線です。

オルマゾール(Olmazor(旧称Sabir Rakhimov))とアミールティムールヒヨボニ(Amir Temur Khiyoboni (旧称Oktyabr Inqilobi))ノヴザ(旧称カムザ)駅を含む)と、ノヴザ(旧称カムザ)駅とミリィ・ボグ(旧称コムソモリスカヤ)駅間のオクテパ水路に架かる地下鉄です。

ウズベキスタン線 (Oʻzbekiston Line(blue))

ウズベキスタン線 (Oʻzbekiston Line(blue)) は、タシケント地下鉄を経由して北西から南東へ斜めに市内を横断しています。1984年に開業し、1984年から1991年にかけて拡張されました。全長14.3キロ(8.89マイル)、11の駅があります。

ユヌサバード線(Yunusobod Line (green))

北部地区と南部の空港を結ぶユヌサバード線(Yunusobod Line (green))は、現在工事が進められています。2001年10月24日、ミングリクとシャフリストン(以前はハビブ・アブドゥラエフと呼ばれていた)間の10.5キロメートル(6.52マイル)の区間が開通しました。

環状線(Circle Line(gold)(4号線))

環状線(Circle Line(gold)(4号線))の建設は2017年10月に開始されました。 プロジェクトはロシア、トルコ、ドイツの専門家と共同で開発・実施されまれています。完成すれば、環状線は35駅に乗り入れ、全長52.1キロメートル(32.37マイル)、地上部分は6メートルの高架橋で50.5キロメートル(31.38マイル)、地上部分は1.6キロメートル(0.99マイル)となります。さらに大きな地下鉄へと発展していく予定です。

環状線に使われている電車は新しく韓国製でした!日本で乗るような電車と変わらず綺麗で明るかったです!多くの人が利用していましたよ。

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄の乗り方は簡単!

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄の乗り方は簡単なんです!「KASSA」と書かれた切符売場で人数を伝えます。一律1,400ソム(約15円 2024年9月11日時点)と激安。注意しなくてはいけないのが、切符が「レシート」ということ!

Misato
Misato

切符はコインか紙の切符だと思っていたから、レシートが切符になるとは想像していませんでした!

タシケント地下鉄の切符売場

レシートタイプの切符を購入したら、QRコードを機械にかざして入場します。茶色のゴミ箱があるのでそこに捨てるようです。私は記念に持って帰りました笑

タシケント地下鉄

タシケント地下鉄で見るべき美しいホームがたくさん

タシケンと地下鉄

タシケント地下鉄で見るべき美しいホームはたくさん!全てのホームへは降りていませんが、写真を撮れたホームをご紹介していきます。

「テーマ」のある駅が多く、そのテーマに合わせてデザインされたホームを見るのはとても面白いですよ!駅名からでもテーマを見つけることができるので、ぜひ当ててみてくださいね〜!

アミール・ティムールヒヨボニ駅(Amir Temur Hiyoboni)

Amir Temur Hiyoboni

アミール・ティムールヒヨボニ駅(Amir Temur Hiyoboni)は、アミール・ティムール広場に行ける駅です。天井のデザインがとても美しい白を基調としたホームのデザインです。多くの大理石が使われている豪華なホームです。

ユヌサバード線も乗り入れているので多くの乗客で賑わっている駅です。

以前は「October inkilobi(10月革命役)」という名前でしたが、独立以後「Markaziy xiyoboni(中央公園駅)」に変わり、現在のアミール・ティムールヒヨボニ駅(Amir Temur Hiyoboni)と名称が変わりました。

アリッシャー・ナヴォイ駅(Alisher Navoi Station)

アリッシャー・ナヴォイ駅(Alisher Navoi Station)は、綺麗な水色が特徴的なホームのデザインです。名前の由来は、詩人アリッシャー・ナヴォイにちなんで名付けられました。 アリッシャー・ナヴォイ駅の内部は、アーティスト R. ムハマジョノフと A. ラヒモフによる装飾品で装飾されています。

また写真の右側は詩人アリッシャー・ナヴォイの「カムサ」のプロットに基づいてアーティストCh.アフマロフ、I.カユモフが制作した陶器のパネルがあります。

Misato
Misato

天井まで美しいのがタシケント地下鉄の魅力!空間の作り方がもう芸術!

アリッシャー・ナヴォイ駅(Alisher Navoi Station)

パフタコール駅(Paxtakor Station)

パフタコール駅(Paxtakor Station)は、一面このモザイクタイルで飾られている美しい駅です。

チランザル線ならパフタコール駅(Paxtakor Station)、ウズベキスタン線ならアリッシャー・ナヴォイ駅と呼び名が変わります。自分の乗る線を確認していないと違う駅に着いてしまうので注意してください!

ウズベキスタン駅(O’zbekiston station)

ウズベキスタン駅(O’zbekiston station)は、コットン(綿)駅とも言われています。

綿の花が咲くような美しいデザインのライトがとっても気に入った駅です。この駅には降りなかったのですが、電車の中から写真を撮りました。

コスモナフトラル駅(Kosmonavtlar station)

コスモナフトラル駅(Kosmonavtlar station)は、宇宙飛行士がテーマになっている駅で1980年代に作られました。Kosmonavtlarがそのまま宇宙飛行士という意味で、旧ソ連時代に宇宙に飛んだ歴代の飛行士達の名前や絵がホームに描かれています。すごくユニークな駅なのでぜひ電車を降りて鑑賞してみてください!

ガラスでできた柱がとても美しく細部までこだわっているのが良くわかります。ソ連時代にできたということで、その頃は財力がものすごくあったんだろうなとも感じます。

ワレンチナ・テレシコワ(Valentina Tereshkova)は、1963年6月16日にボストーク6号に搭乗し、女性として人類初の宇宙飛行をおこないました。政治家でもあったそうです。

ユーリイ・ガガーリン(Yuri Gagarin)は、1961年、人類初の有人宇宙飛行士としてボストーク1号に登場しました。どの方も功績がすごいですね。

イカロス(Icarus)は、ギリシア神話に登場する人物の一人です。

この他にも5度の宇宙飛行を経験したウラジーミル・ジャニベコフ(Vladimir Aleksandrovich Dzhanibekov)や天文学者としてウズベキスタンで有名なウルグ・ベク(Uluġ Beg)などの絵も飾られています。駅の入り口には、すべての宇宙飛行士の名前が記されたプレートがあるのでぜひチェックしましょう!

ムスタキリク・メイドニ駅(Mustakillik Maydoni Station)

ムスタキリク・メイドニ駅(Mustakillik Maydoni Station)は独立記念公園の駅です。氷柱のような綺麗なシャンデリアが気に入った駅です。少し薄暗いのもまたいい味を出している!

Misato
Misato

駅に「シャンデリア?!」と感じてしまう。タシケント地下鉄はどの駅も豪華で財力を注ぎ込んでいる気がする。お金をかけて良いものを作っているからソ連が解体した現在も壊れることなく使えているんだね。

独立記念公演には、かつてレーニン像があったらしいのですが現在は母と子の像になっています。また、国の自由のために戦った人々に捧げられた永遠の炎などが飾られています。

独立記念公園

まとめ

旧ソ連時代に造られ、現在もタシケント市民の足となっている「タシケント地下鉄」の歴史と魅力をご紹介しました。お気に入りの駅は見つかったでしょうか?どの駅も豪華絢爛で、旧ソ連時代の建築を鑑賞できる、まるで駅の美術館

Misato
Misato

案内をしてくれたウズベキスタン人のフマイン君も「旧ソ連時代にできた建物は頑丈だから今も使っているんだ」と教えてくれたよ!

中央アジアのウズベキスタンの首都タシケントを観光するには「タシケント地下鉄」は外せないので、おすすめ観光スポットと合わせて観光を楽しんでくださいね!

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