初めてのキューバ・ハバナ旅行で「おすすめの観光地はどこかな?」「どうやって観光地を回るのがいいのかな?」とお悩みではありませんか?
2025年5月にハバナに1週間滞在したので、おすすめの観光地や絶対行くべきお店を●個ご紹介します。キューバは治安が良い国なので、最低限の対策はしつつも安心して観光を楽しむことが出来ますよ!

この記事は以下のような人におすすめ!
- 初めてキューバに行くよ!
- 首都のハバナ観光はどこに行けばいいの?
- 世界遺産が好き!
- 街歩きを楽しみたい。
ハバナ観光は歩いて回ることもできますし、観光用の可愛らしいアメ車に乗って回っても楽しいので、ご予算に合わせて楽しみましょう!
キューバに行く前に知っておきたい情報をまとめたガイドブックも合わせて読んでくださいね。

キューバのハバナってどんなところ?

ハバナは、カリブ海に面したキューバの首都で、歴史と文化が色濃く残る魅力的な都市です。スペイン語でLa Habana(ラ・アバナ)と言います。
スペイン語はHを読まないので、ハバナではなく「アバナ」になります。また、Cubaもキューバではなく現地では「クーバ」と発音します。
ハバナは3エリアから成る

ハバナには、1982年に世界遺産に登録された 「ハバナ旧市街(オールド・ハバナやハバナ・ビエハと言います)とその要塞群」 があります。この地域は、スペイン植民地時代の歴史的な建築物や防衛施設が残る、美しい街並みが特徴です。
また、ハバナはニュー・ハバナ、セントラルハバナ、ハバナ旧市街(以降、ハバナ・ビエハという。)の3つのエリアからなります。
ハバナ観光は、このハバナ・ビエハ観光がメインとなり、多くの観光客はハバナ・ビエハにホテルを取ります。

note「【2025年最新版】キューバ観光のための究極ガイドブック!【知らないと損】」に詳しく書いていますが、ホテルはハバナ・ビエハで取ることをおすすめします。
ホテルの予約の仕方は少し特殊なので、自分で予約する方は究極ガイドブックを見るか、旅行会社を使うのが得策です。
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キューバの簡単な歴史

1920年代のキューバは「カリブ海のモンテカルロ」と呼ばれるほど世界中が憧れた街でした。しかし、富は一握りの富裕層に集中しました。
多くの国民は(現在も)困窮した生活を強いられたため、クーデターを起こしました。
後の大統領、フルヘンシオ・バティスタ・イ・サルディバル (Fulgencio Batista y Zaldivar)は、1936年にアメリカと結託した傀儡政権(表向きは独立しているものの、実際には他国や外部勢力によって操られている政府のこと)を発足しました。
キューバの農業や工業にアメリカ資本が流れ込み、アメリカ企業による事実上の搾取が大手を振って行われることになりました。

その後、革命家フィデル・カストロ、チェ・ゲバラたち82名の革命軍によってキューバ革命が起こりました。
「国家の独立」を目指していましたが、アメリカとの関係が急速に悪化。
1960年、冷戦でアメリカと独立していたソビエト連邦がキューバへ経済支援をする協定(貿易・経済協力協定)を結んだことをきっかけに1961年にはアメリカと国交断絶!
キューバはソビエト連邦と接近したことにより「社会主義革命」を宣言することになりました。(社会主義国家の誕生)
しかし、1990年にソビエト連邦が崩壊したためキューバは急激な危機的経済状況「特別期間」に陥りました。
そのため、現在でもキューバは食料や燃料などが不足しているのです。(どちらもとても厳しい状況です)
政府は、多くの観光客を集め、観光業でキューバを養っていこうとしています。

キューバの歴史について自分で調べたことと自分で見て聞いた事実を合わせて書いているので、間違っていたら教えてください!
【世界遺産】ハバナ・ビエハで巡るべきおすすめスポット11選

世界遺産にも登録されているハバナ・ビエハで巡るべきおすすめスポットをご紹介します!
1日あれば周れてしまうコンパクトなエリアです。
レストランやカフェ・バーがたくさん立ち並ぶので、街歩きだけでなく現地でご飯を食べるのが好き!と言う方にもぴったりです。
ハバナは、クラシックカーが街を走り、陽気な音楽が流れる、まるで時が止まったかのような雰囲気を楽しめる場所です。歴史的な建築物や革命の足跡を感じられるスポットも多く、散策するだけでもワクワクする街ですよ。
1.【カフェ】Café O’Reilly

コーヒー豆がキューバの特産品でCafé O’Reillyでは100%キューバ産の豆のコーヒーを飲むことが出来ます。
2階のバルコニーのお席が人気です。また、コーヒーだけでなく朝食もあるので朝から行くのもおすすめです。

ぜひ本場のコーヒーを楽しみましょう!
- カフェ・ラテ Cafee con leche
- カフェ・オレイリー Cafe O’Reilly
- カフェ・スプレッソ Cafe espresso
2.【ホテル】Hotel Ambos Mundos

Hotel Ambos Mundosは、ヘミングウェイが7年過ごした定宿です。
ピンク色の外観がとても可愛く、ホテルの中は豪華なつくりです。多くの観光客が訪れるため入り口にはガードマンがいます。
3.【香水博物館】Habana 1791

キューバの植物からつくられた香水を買うことが出来るお店です。
小さいボトルで25ドルです。結構お高かったので、購入しませんでしたが、どんな香なのか行って楽しんでください!
4.【蚤の市】feria de publicaciones y curiosidades

feria de publicaciones y curiosidadesは、常設の蚤の市です。
私はここでキューバのピンバッチを購入。

日本人だと言ったら野球の話で盛り上がり(キューバでは野球が人気)、値下げもしてくれて1つおまけもしてくれました。
キューバでは日本人というだけで皆優しくしてくれます。(なぜか中国人は嫌われています・・・)

ほとんどの方が英語を話さないので、簡単なスペイン語を覚えていくと役立つと思います!
5.【博物館カフェ】Museo del Chocolate

キューバ東部のバラコア周辺で採れたカカオを原料とするチョコレートが味わえるカフェです。
冷たいチョコレートドリンクとホットチョコレートが人気です。
チョコレート好きはぜひ行きたい場所です♪
6.【博物館】Museo del Ron Habana Club

ハバナクラブ博物館(Museo del Ron Habana Club)の1階は無料で見学が出来ます。
ただ、Googleマップの営業時間は信用できないでの注意してください。現地の人に聞くのがいいかもです。
7.プラサ・ビエハ(Plaza Vieja)

プラサ・ビエハ(Plaza Vieja) は、旧市街の中心に位置し、カラフルなコロニアル様式の建物が並ぶ美しい広場です。ここでは、地元の人々や観光客が集い、カフェやレストランでのんびりと過ごすことができます。
8.ハバナ大聖堂

ハバナ大聖堂は、バロック様式の壮麗なファサードと 2 つの鐘楼が特徴の、カトリックの大聖堂です。
大聖堂へ入るには服装に注意が必要です。ショートパンツやサンダルなどの短い丈の服装はふさわしくありません。
ガウンの貸し出しがあるので借りるか、カーディガンなどは織物を持っていくのがベストです。

塔には50ペソで登ることが出来ます。キューバ人は10ペソです。

ハバナ大聖堂はコロンブスの遺体がスペインに運ばれる前に安置されていたそうです。
コロンブスの遺骸は、米西戦争が終結した1898年にキューバの首都ハバナからセビージャと運ばれました。セビージャにある世界で3番目に大きいセビリア大聖堂でお墓を見ることが出来ます。
9.【私のおすすめ癒し公園】Plaza de Armas

Plaza de Armas(プラサ・デ・アルマス)は、ハバナ大聖堂の近くにあります。
木々がたくさん生え、小さな噴水があります。
落ち着いた雰囲気なので、木陰で休むのにおすすめの場所です。
また、この公園から東へ歩くと海が現れます。

魚釣りをしているひとがたくさん(笑)
ここからは対岸にある真っ白のキリスト像(El Cristo de La Habana)とその西側にチェ・ゲバラが執務を行っていた際に利用していた屋敷(La Cabaña de Che Guevara)が博物館として公開されています。

10.【マーケット】Flea Market Craft Market

Flea Market Craft Marketでは、マグネットやアクセサリー、革製品などを買うことが出来るクラフトマーケットです。
入り口付近にはレストラン勧誘のお兄さんたちや、SIMカード売り、両替おじさんたちがたくさんいるので気をつけましょう。
11.【バー】Floridita

Floridita(フロリディータ)はヘミングウェイがダイキリ(ラムをベースとするキューバのカクテル)を飲んでいたバーです。
入り口左手にヘミングウェイの像があるので、一緒に写真を撮りましょう!

お店の中央はバーで、奥はレストランです。ディナーは40~50ドルでキューバ価格で感がると高いですが、日本の物価で考えるとリーズナブルですね。

現地のキューバ人的にはこういった観光地でお金を落とすよりもローカルのお店でお金を使ってほしいそうです。
なので、写真だけ撮らせてもらいましょう!
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12.【セントラルパーク】Parque Central

【セントラルパーク】Parque Centralで、ハバナと言えばこの景色!というアメ車が並んでいる光景を見ることが出来ます。
アメ車に乗って写真を撮るのはお金がかかるので、乗りたい人はいいですがそうではない人は勧誘にちゅういしてくださいね。

ホセ・マルティの像を囲むようにして広がる公園でヤシの木が植えられ、遊歩道やベンチ、噴水があります。

ホセ・・マルティの像の写真はフィルムカメラで撮ったので載せられませんでした~

13.中国人のいないチャイナタウン

中国人のいないチャイナタウンの入り口に「華人街」と書かれた門があります。
チャイナタウンに特に何かあるというわけではありませんが、この場所は観光地の一つとなっています。何人か中国人の観光客をここで見かけました。
チャイナタウンは多くのキューバ人の生活圏となっています。キューバ人価格の食堂がいっぱいあります。探検するのも楽しいかもしれません!
私は門を西に400mほど行くとあるジュース屋さんでマンゴージュースを80ペソで飲むのにはまっていました。
3回行ってマンゴージュースを飲めたのは1回だけで、そのほかはパパイヤと他のフルーツを混ぜたジュースでした。

名前は忘れてしまったんですが、飲んだことのないフルーツジュースの味に仕上がっているので楽しめます。少し甘さがあって、スイカのようなスイカじゃないような、パパイヤがこの味を作っているのかな?人参も入っていそうな味です。
日によってフルーツは変わりますが、ハバナで飲むフルーツジュースとして80ペソは安いです。

14.【革命広場】Plaza de la Revolución

Plaza de la Revolución(革命広場)は、ハバナ・ビエハから離れているのでタクシーを利用しましょう。
革命広場にはホセ・マルティ記念博物館、政府機関の建物があります。

また、きっと一度はキューバの写真で見たことであるであろうカストロとチェのアートが施された建物を見ることが出来ます。

15.【旧国会議事堂】Capitolio

1929年に建てられた旧国会議事堂であるCapitolio(カピトリオ)は、黄金のドーム頭が特徴的な建物です。遠くからでもその存在を感じることが出来ます。
入場には25ドル必要ですが、キューバ人曰く中には何も無いと言っていたので、外観だけ楽しむのがいいかもしれません。

夜のライトアップは綺麗なので、日中、夜と見に来るのがおすすめです。
16.マレコン通り

マレコン通りは、カリブ海沿岸沿いの通りです。ハバナ湾沿いに約8キロ続きます。
ここでは、アメ車が通るのを待ってカメラのシャッターを切るのがポイントです!

サン・サルバドル・デ・ラ・プンタ要塞から毎晩21時に大砲が1発だけ打たれます。タイミングが悪く一度も見ることは出来ませんでしたが、夜にする大きな音の正体はこれです。
また、ここからは対岸のモロ城(Castillo de los Tres Reyes del Morro)が見えます。

ハバナ観光に十分時間があればモロ城へ訪れてもいいかもしれません。

17.【ハバナ・ビーチ】Playa del este

Playa del este(プラヤ・デ・エステ)はハバナ中心地から一番近い、キューバ人が行くローカルビーチです。

ハバナ中心地から車で約30分の距離にあります。観光客はさらに東のバラデロへと行くので、あまりこのビーチを知る外国人はいないと思います。

キューバ人がたくさんいる場所なので、ラテンの陽気な雰囲気を楽しむことが出来ます。
お隣では15歳のお誕生日会を開催していました。
メキシコやキューバでは15歳が日本で言う成人式のようで盛大に祝います。

キューバ人はスピーカーを持参して、爆音で音楽を楽しみます。
キューバ人の海の楽しみ方は他の外国とは違うなと感じて面白い体験となりました。

まとめ
ハバナ・ビエハは街歩きが楽しいエリアです。ハバナ・ビエハだけでも11か所おすすめの観光スポットがありますが、まとまっているので歩いていると次のスポットへとたどり着けます。
ハバナ・ビエハの中にはたくさん公園があり有名な公園は4つあります。自分のお気にいりの公園を見つけるのも楽しいかもしれません。
また、革命広場はハバナ・ビエハから離れているのでタクシーを使うなど、時間を有効に楽しんでくださいね!
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