北アフリカに位置するチュニジアの首都チュニスは、世界遺産に登録されているメディナやアラブとヨーロッパの雰囲気が融合する街です。
チュニジアはかつてフランスの植民地だったこともあり、フランス語を話す方が多くいます。そのため、フランスからの観光客が多いです。
今回の記事では、チュニジアの首都チュニスで絶対行きたいおすすめ観光スポットをまとめました。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 初めてチュニジアに行くよ!
- 世界遺産が好き!
- 街の雰囲気を楽しみたい!
- ヨーロッパも中東の雰囲気も楽しみたい!
すべて周るには2~3日必要なくらい見どころがたくさん!これからご紹介する場所の中から行きたいところをピックアップしていくのもおすすめです!
私のおすすめはメディナとその周辺の観光で一日、海沿い観光で1~2日あれば最高です!それでは見ていきましょう!
チュニジアの基本情報
日本からチュニジアへは直行便がありません。ヨーロッパ経由または、ドーハ経由で行く必要があります。
2024年3月31日から東京(羽田)からドーハまでの直行便がJALで運航を開始しました。よりアフリカ大陸に行きやすくなったのではないかと思います。(JAL | 東京(羽田)-ドーハ直行便、新規就航!)
チュニス・カルタゴ国際空港から市内までの行き方はこちらの記事で詳しく解説しています。予算に余裕がある方はタクシーまたは送迎を頼むのが良いです。
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気温
チュニスの気候は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は穏やかで雨が多いです。
- 夏(6月~9月): 気温は摂氏30度(華氏86度)を超えることが多く、湿度も高く感じられます。
- 冬(12月~2月): 気温は摂氏10~15度(華氏50~59度)と比較的温暖で、雨が降ることが多いです。
- 春と秋(3月~5月、9月~11月): 気温は穏やかで、日差しが強く、観光に最適な季節です。
チュニスの気温は季節によって大きく変化するので、旅行の際には事前に気温を確認し、それに合わせた服装を準備しましょう。
通貨・言語
通貨はチュニジアンディナール(TND)で、言語はアラビア語またはフランス語が話されています。
外国人には英語ではなくフランス語で話すという感じで、多くの方はアラビア語で会話をしていました。簡単なアラビア語をしっておくと旅行がさらに楽しくなるかもしれません!
言語が心配な方は街歩きでスマホが使えるようにeSIMを利用するのがおすすめ。
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1979年に世界遺産に登録されたメディナ(旧市街)
チュニス観光で絶対外せないのが、1979年に世界遺産に登録されたメディナ(旧市街)です。
メディナではお買い物や食べ歩きを楽しむことが出来ます!
フランス門(バブ・エル・バハル)
フランス門(バブ・エル・バハル)は、メディナ(旧市街)の入り口に立ちます。
バブ・エル・バハルとはアラビア語で「海の門」という意味があります。昔は海が近かったそうですが、現在は内陸3~5kmの位置にあります。
もともと 9 世紀に建設され、その後フランス植民地時代に改修されました。フランス語ではポルト・ド・フランス(フランス門)と言います。
フランス門を通ってメディナ内へ入っていきましょう!
オリーブモスク
オリーブモスクは、チュニスで最も古く最も有名なスンニ派のモスクで、7~8世紀に建てられました。(西暦698年)
観光客は観光客用入り口から入れるそうですが私はわからず・・・。お土産屋さんの屋上からモスクを見学しました。
モスクの前にいたら、おじさんが話しかけてきてこの場所を案内してくれました。
チップを要求されるので、面倒ごとになりたくない方は断りましょう。
旧市街の中心に位置し、アンダルシア、ファーティマ朝、オスマン帝国の様式を組み合わせた建築デザインが特徴です。
モスクには、広々とした礼拝堂、柱廊のある柱廊に囲まれた中央広場、高さとデザインが特徴的なミナレットがあります。
イスラム教徒しかモスク内には入ることができないので、外観だけ楽しみましょう。
コーヒーショップ「Cafeteria BEN YEDDER」
チュニジア人御用達のコーヒーショップ「Cafeteria BEN YEDDER」です。リーズナブルな価格でコーヒーを楽しむことが出来ます。
入り口左側の長蛇の列はコーヒー豆を買う人の列で、店内右側にはカフェのレジがあります。
カフェ利用の場合は、左側の列に並ばないように(笑)
チュニス観光で疲れたな~というときに行ってみてください!私はラテを頼みました~。
そして、ラテアートの動画を撮ろうと思って声を掛けたら、なぜか中に入らせてくれました(笑)
フリカッセを食べるならここ「beignet tunis medina」
チュニスに行ったら外せない食べ物が「フリカッセ(fricasse)」です。揚げパンの中にツナやオリーブ、卵、ジャガイモなどを入れて食べる定番サンドイッチです。
フランス門近くにある「beignet tunis medina」は、フリカッセで有名なレストラン。看板がないので、この写真とGoogleマップを頼りに行ってください!
立ち食いスタイルです。大きな窯でパンを揚げているので出来立てが食べられます。
街中にたくさんフリカッセ屋さんがあるので、食べ比べしてみるのも楽しいですよ!
ハビブ・ブルギバ通り
チュニスマリン駅から旧市街のメディナまでまっすぐ伸びるのがハビブ・ブルギナ通り(Habib Bourguiba)です。
この通りには、「チュニス大聖堂」や「チュニス時計塔」など有名な観光地があるほか、レストランや素敵なカフェが立ち並びます。
フランス・パリのシャンゼリゼ通りみたいで楽しい通りです。
高級ブティックはありませんが、ヨーロッパのような雰囲気があり素敵な通りです!
ハビブ・ブルギナ通りは、チュニジアのフランス保護領時代にはマリン通り(フランス語: Avenue de la Marine)と呼ばれ、その後 1900 年から独立するまではジュール フェリー通り(フランス語: Avenue Jules-Ferry)と呼ばれるようになりました。
ムハンマド通り、パリ通り、マルセイユ通りなど多くの通りがこのハビブ・ブルギナ通りに交わっています。ぜひ通りの名前も見てみてくださいね!ヨーロッパ中の街の名前が使われています!
チュニス大聖堂
チュニス大聖堂はチュニジアにある数少ないキリスト教会の一つです。聖ビンセント・ド・ポールに捧げれています。
ビザンチンロマネスク様式の大聖堂は 1897 年に造られ、1964 年のチュニジア政府と本部との合意によりチュニジアのカトリック大聖堂となりました。
チュニス大聖堂の目の前には「Tunis」と書かれたモニュメントもあるので、写真を撮りましょう!
チュニス時計塔
チュニスのシンボルとして立つのが「時計塔」です。時刻は正確ではないですが、シンプルな美しさがあります。
夜になるとライトアップされます。
青と白のリゾート地「シディ・ブ・サイド」
チュニスから少し足を運んで訪れたいのが、青と白が美しい街「シディ・ブ・サイド」です。
チュニスマリン駅から電車に乗って30分くらいで着くのでアクセス抜群!一本しかないので迷うこともありません。
「シディ・ブ・サイド」に来たら街歩きを楽しんでくださいね!素敵なカフェでゆっくりするのもおすすめです。
シディ・ブ・サイドと言えばこの場所!
ここは、Café des Délices (Café Sidi Chabaane)というカフェからの写真です。カフェ自体の口コミはよろしくないのでご参考までに。
また、リゾート地なので素敵なホテルやヴィラがたくさん!
いいお値段ではありますが、なんといっても豪華な装飾が魅力的です。
ホテル探しだけでも楽しくなってしまいます。
個人的にハネムーンにもおすすめの場所だなと思っています!(海が綺麗だし、ホテルは豪華だし、サントリーニ島みたいに人で溢れていないし!)
世界遺産の「カルタゴ遺跡」は計画的に観光を!
カルタゴ遺跡は見るべき場所が点在しているので、行きたい場所をピックアップして計画的に観光するのがおすすめです。
全部歩いて回れないほど広いので、タクシーを有効活用してくださいね!
カルタゴ遺跡観光をメインにされる方は、1~2日あると余裕を持って観光できます。
私はシディ・ブ・サイドに行った後にカルタゴ遺跡によりました。半日でさらりと行きましたが、無謀すぎました(笑)
チュニス市内からはシディ・ブ・サイドへ行ったときと同じ電車に乗り、行きたいカルタゴ遺跡の近くの駅で降りてください。
ご参考までに有名なカルタゴ遺跡をご紹介します。
- ビュルサの丘(カルタゴ遺跡のチケットを購入できます)
- セントルイス大聖堂
- アントニヌス浴場
- カルタゴ・ローマ劇場
カルタゴ遺跡観光について詳しくは別記事でご紹介します。アップまでもうしばらくお待ちください。
まとめ
チュニス観光でおすすめの観光地を10か所ご紹介しました!
見どころがたくさんあってお買い物、カフェ巡りも楽しみたい場所です。また、青と白の街「シディ・ブ・サイド」はハネムーンにもおすすめの素敵なリゾート地です。
アラブとヨーロッパの融合を楽しむことができるチュニス。ぜひ行ってみてください!
YouTubeではチュニス観光のVlogをあげています。動画で雰囲気を知りたい方におすすめ!
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